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安室奈美恵や桑田佳祐、スーパーマリオの共通点――時代が変わっても評価される条件とは?

banpaku ところでアラフォーといえば、「人生で初めて、不可逆的な若者との断絶を感じ始める時期」ともいえる。その戸惑いをどう乗り越えればよいのか? 「どの世代でも、『オレの若い頃は素晴らしい時代だった』という幻想を抱きがち。特に40代にとっての20年前は、本人からするとついこの前かもしれませんが、客観的には大昔です」(五百田氏)  このズレを認識するには、例えばアラフォーにとっての古い事案である大阪万博やあさま山荘事件、キャンディーズ解散などを思い浮かべるのが有効だとか。  そして藤本氏は「現代の若者たちは、意外と年齢差を気にしていません。無理して若者言葉を使ったり、すり寄るのではなく相手をリスペクトし、自分に正直に生きることで、互いに共感できるポイントが見つかるはずです」と話す。  せめて時代に取り残されないためにも、自分を客観的に見ることだけは怠りたくないものだ。 【五百田達成氏】 作家・心理カウンセラー。’73年生まれ。東京大学卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総研を経て現職。『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー21)など著書多数 【藤本耕平氏】 広告プランナー。’80年生まれ。ADK若者プロジェクトリーダー。一橋大学卒業後、アサツーディ・ケイでマーケティングに従事。著書に『つくし世代「新しい若者」の価値観を読む』(光文社新書)など ― [中年vs若者]あの出来事をどう評価したのか ―
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