雑学

蘭州ラーメン流行の裏側…日本のグルメ界に中国の経済圏構想「一帯一路」の影響が

 最近、シルクロードの味覚が日本でブームとなっている。そのひとつが蘭州ラーメンだ。これは内陸部の甘粛省・蘭州を発祥とする麺料理で、昨年に東京・神田に専門店ができて以降、関東では出店が急増している。そしてもうひとつが羊肉。世界の羊料理が味わえる羊フェスタが都内で開催されるほどのブームだ。

蘭州ラーメン

昨年、専門店がはじめて都内にオープンし、話題を呼んでいる蘭州ラーメン

 この2つの味覚の流行の陰に、実は一帯一路が関係していると言うのは中国人ジャーナリストの周来友氏だ。

「日本のメディアでも新シルクロード経済圏について取り上げられているので、サブリミナル効果があるのでは(笑)。一方で、在日中国人の間では蘭州ラーメンと羊肉を出せば儲かるということで、中華料理店はこぞって業態転換をしていますよ」

 一帯一路とは’14年に中国が提唱した巨大な経済圏構想のこと。その規模は世界人口の6割以上、世界のGDPの4割以上に達する。68以上の国と地域をカバーし、すでに中国と沿線・沿岸国に多大な経済効果をもたらしているのだ。日本は当初、無視していたが昨年末、一転して安倍政権は「協力」を表明した。

 さて、そんな「一帯一路」に関連した流行しそうな料理は他にもあるという。

「ウイグルや中央アジアで食べられているラグメン(パスタのような手延べ麺)が流行りそうです」(同)

 知らぬ間に日本人の深層心理に入り込む一帯一路。恐るべし!? <取材・文/週刊SPA!編集部>

※『週刊SPA!』2/20発売号「中国[一帯一路]で儲ける方法」より

週刊SPA!2/27号(2/20発売)

表紙の人/ 松本潤

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!





おすすめ記事