マツコ・デラックス「あと井森さんのモンダミンね。あれは凄い」
『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』(3月2日O.A/TBSラジオ)
ゲストはマツコ・デラックス。パーソナリティーの有馬さんから「人生の目標は?」と聞かれ、そこから人生論が始まったのだが、マツコの意見にパートナーの山瀬まみが深く同意。イイ話で終わるかと思いきや、会話はあらぬ方向に……。
有馬「将来の目標は?」
マツコ「ない、ない。アタシ一度も思ったことないの。人生設計とか、1回もない。流されて生きてる」
山瀬「流されるのはいいよね」
マツコ「あのね、“流されてる”ってネガティブに捉えられがちだけど、“流れに乗る”って、一番自分が行くべきところにたどり着くことでもあるのよ」
山瀬「そうだねー。(私は)前に進もうと思わない。横に横にスライドしていくっていう」
マツコ「だから姉さん、何十年もカッパになって流れてるじゃない! もうずーっと!」
山瀬「アハハハハ!」
ここでまさかの、金鳥のCMを出してくるとは!
マツコ「アタシね、ピンクのカッパになった山瀬さんを見るたびに、凄いなって思うの。あと井森さんの『モンダミン』(のCM)。続けることって大事!」
調べてみると、’92年以来じつに25年「お口クチュクチュ」し続けている井森さん。続けることの難しさ、その重要性をそこに見出すとは。ラジオのマツコさん、もっと聞いてみたいなー。
『大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium』(3月9日O.A/ニッポン放送)
番組でUFOを呼ぼう! という企画に打って出たオーケンのANN。その強力なゲストとして登場したのが、UFO遭遇界のレジェンド・山本譲二! ジョージのUFOエピソードがもう最高!
譲二「夜中の2時ごろ、ホテルの部屋から外の海を眺めてたの。そうしたら上空に真っ黒い雲みたいなものが見えたんだけど、それがやがて傾いて。これはヤベーもん見ちゃったなと。そうしたらその雲(みたいなUFO)が発光したの!」
大槻「それってビーム的な?」
譲二「ボク的にはあれ、アクセルだと思ってて」
大槻「UFOにアクセルがあるんですか!?」
譲二「うん。それでアクセル3回踏んだと思ったら、いなくなちゃった」
大槻「譲二さん、アクセルがあるならクラッチはあるんでしょうか? 譲二さんのお見立てでは、UFOはオートマ? マニュアル?」
譲二「ハイブリットじゃない? あいつら全部エコですから!」
ジョージのUFO遭遇は、これにとどまらない。
譲二「宇宙人はね、大阪のホテルにいたとき、ガチャっと入ってきたの。オートロックなのによ? 背の丈は1メートルぐらいで、それで右の太ももの辺りにレーザー銃みたいのつけてんだよ!」
大槻「レーザー銃っすか!?」
譲二「俺、宇宙の殺し屋が来たって、マジで思ったんだよ!」
大槻「太ももの辺りに銃をつけるってことは、ウエスタンスタイルってことですよね?」
譲二「うん、『夕陽のガンマン』より低かった!」
宇宙人、ウエスタンスタイル説をすんなりと受け入れるジョージ!
譲二「それで目と目が合ったんだわ。宇宙人と目が合った日本人なんて、俺だけだと思いますよ。目は真ブルー、真ブルー!」
大槻「そこはトゥルー・ブルーではなく……」
譲二「真ブルー!」
頑なに真ブルー推しのジョージはさておき、なぜこれほどの超大物がゲストで来てくれたのか?
譲二「以前大槻さんも出られた番組で、ボクがUFOの話をしたんだけど、そのとき大槻さんだけが信じてくれたの。だから今日、来たんだよ!」
しかも、大事な用を中抜けして来たという。
譲二「今日は孫の1歳の誕生日なんだよ! ハイボール3杯しか飲んでないんだから!」
大槻「3杯は飲まれたんですね!」
譲二「……だから早くして! まだ孫が待ってるんだから! まだフーフーしてないんだから!」
「フーフー」とは、誕生日ケーキのことでしょう(笑)。たぶん、「俺が帰ってくるまで、フーフーさせんなよ!」と家族に圧をかけて、ニッポン放送に来たのでしょう。あらゆるゲストがラジオを彩った今週、なんだかんだ一番面白かったジョージ師匠でした(笑)。<文/村橋ゴロー>
【村橋ゴロー】
1972年生まれ。ほとんどの家事とまあまあの育児をこなす、ライター・コラムニスト。千原ジュニアや田村淳など芸人連載の構成を多数手掛ける。その一方、ママ向けサイトit mamaでは、「どの口が言ってるんだ」という感じだが、妊活や育児についてのコラムを執筆中。また、『
ゴー! ゴー!! バカ画像MAX』シリーズ(KKベストセラーズ刊)は累計190万部を突破。近著に『
俺たち妊活部「パパになりたい!」男たち101人の本音』(主婦の友社刊)がある。Twitterは、
@muragoro