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都内唯一の区立遊園地「あらかわ遊園」が満を持してリニューアル…何が変わった

 改修工事のため閉園状態にあった都内唯一の区立遊園地・あらかわ遊園が、3年4カ月ぶりにリニューアルオープンした。リニューアル前は昭和の面影を強く残していたあらかわ遊園だったが、40億円もの巨費をかけてお目見えしたニューあらかわ遊園は一体どこが変わり、どこがその面影を残しているのか? 荒川区西尾久という東京の下町でひっそりと生まれ変わったあらかわ遊園。その全貌を現地からリポートする。 【※’18年のリニューアル前最後の日をリポートした記事は】⇒コチラ

完全予約制となったリニューアルオープン日だが……

 何しろ、3年4ヵ月ぶりのリニューアルオープンである。荒川区民はおろか、東京都民待望の復活祭(?)。施設側も大挙して訪れるであろう客を予想して、オープン日は完全予約でのみ入場可能という手の込みよう。かなりの混雑を覚悟してリニューアルオープン当日午前中に乗り込んでみると……  ガラッガラ! いや、注目されてないんかいっ! しかしまだコロナ禍にある現在、だいぶ間引いた人数のみの予約受付けだったと信じよう。  ちなみにリニューアルオープン当日ということでマスコミの姿もチラホラと。リポーターとして来られていたみやぞんを見かけたが、それよりもスタッフさんの着ていた〝すしざんまい社長パーカー〟が謎すぎる。

名物の”日本一遅いジェットコースター”

 さて、あらかわ遊園を代表するアトラクションのひとつといえば「ファミリーコースター」である。〝日本一遅いジェットコースター〟ともいわれるこのアトラクションに乗って、まずは景気づけだ! ということでファミリーコースターに歩を進めると……  いや、やってないんかいっ! メインとなるアトラクションが3年4カ月ぶりのオープン当日に動かないという、間の悪さ。さすがはあらかわ遊園である! さて、上の写真でもわかるとおり、ファミリーコースターは〝日本一遅い〟にかけていも虫を模しているのだ。そのいもむしくんグッズも多く販売されているのだが……  か、かわいくないっ! 笑ってる場合か! 動け! 働け! しかしこのファミリーコースターも含め、あらかわ遊園のアトラクションはほとんどが身長制限がない。ファミリーコースターでも「3歳以上・身長80センチ以上」という緩さだし、〝日本一遅い〟という触れ込みも小さな子どものことを考えてのことだろう。
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どうぶつ広場は今も健在
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