根拠なく自信満々な男、女性にモテる人とウザがられる人の差はなぜ生まれる?
中高時代の4軍男子(非モテ)から這い上がった経験をもとに恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地です。
今回は、【モテたいならば根拠がなくてもいいから、ともかく自信満々に振る舞うべし!】というお話。はいはい、またその話ですかー、と思ったそこのアナタ、ちょっと待ってください。
確かに、よく聞くモテテクではあるのですが、その理由をきちんとロジカルに説明しているコラムって、今までほぼなかったと思うんですよ。
ですから、その話は聞き飽きたよ、と思っている人ほど、目から鱗が落ちるような話ですから、ぜひこのまま最後までお読みいただければ幸いです。
そもそも、なぜ「モテたいならば根拠がなくてもいいから、ともかく自信満々に振る舞うべし!」なる説が有力視されているかというと、答えは簡単。
自信満々の男に無条件で魅力を感じる女が一定数存在するから、です。
実際、僕のまわりにもいましたからね。社会人時代の僕の上司(当時30代半ば)は顔はブサイクで体型は小太り、仕事の能力はそこそこ、性格はプライドが高いひねくれ者というスペックだったので、控えめに見てもモテ偏差値50以下だよな……と思っていたんです!
が、けっこう職場の女子たちを食い散らかしていたんですよ……!
その当時の僕は、どうしてそのブサイク上司がモテるのか、そのワケを解明できずにいたのですが今ならわかります。
“プライドが高い”というファクターから彼は常に自信満々に振る舞っており、そのおかげで、実際はそこまで仕事がデキるわけでもないのに、なぜか“めちゃめちゃ仕事デキる風”なオーラを醸し出すことに成功していたのです。特に、そのオーラは新入社員には効果テキメンのようで、たびたび大学出立てのフレッシュ女子社員をつまみ食いしていました。
つまり、“根拠のない自信を持つ”⇒“デキる風オーラが漂う”⇒“一定数の女子がキュンとする”というロジックなわけですね。特に、フレッシュ女子社員よろしく、そのコミュニティにおいて世間知らずな女子が引っかかりやすい傾向にあります。
そんな単純なことなら、誰だって根拠のない自信を持って、モテモテになってるはずだろ!? ……そう反論する方も出てくることでしょう。
はい、確かに単純なロジックです。けれど、“単純”ではありますが“簡単”ではないんです。ということで、ここからはなぜ単純なロジックでありながら、みんな実践しないのか……いや、できないのか? という疑問の答えをお教えします。
みなさん、“根拠がなくてもいいからともかく自信を持て!”というモテテクニックを見聞きする一方で、よくこういう話も耳にしませんか?
「根拠なく自信満々にデキる風オーラを出してる勘違い男、ウザキモイww」
女性誌の恋愛特集とか恋愛ネタの女子アンケートとかで、まぁよく見ますよね、この意見。
この意見って、まさに今回のコラムで僕が推奨しているスタンスを、ボロクソに叩いているわけです。でも、僕は「そんなのメディアの捏造だ!」なんて反論する気は毛頭ありません。「そんなこと言う女は少数派だ! ノイジー・マイノリティだ!」なんて反論もしません。というか、実際、根拠なく自信満々の男は、世の女性の8割方にこのように毛嫌いされているだろうとさえ思っています。
だってそんなヤツが周りにいたら、同性の男だってウザいと思うはず。性別関係なく、嫌われちゃう可能性大です。実際、先ほど紹介した僕のブサイク上司も、社内の大半の人から疎まれていましたからね。
でも、だからこそ僕は“根拠がなくても自信満々に振る舞うこと”を推奨するんです。
周囲から毛嫌いされるでしょう。8割の女性から恋愛対象外のレッテルを貼られるかもしれません。
でも、だからこそ、“単純”だけど“簡単”ではないんです。
でも、だからこそ、モテるんです……!
ブサイク上司が新人女子社員をつまみ食いしまくれたワケ
根拠なく自信満々の男はたぶん8割方の女性から嫌われる
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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