「私は慎重なヤリマンかもしれない」
三島:AVを始める前はどのぐらいの経験人数だったんですか?
井上:だいたい10人ぐらいだと思います。
三島:割と一般的な人数ですね。
井上:基本的に恋愛が下手すぎて、結婚するまで将来は尼寺に入ると思っていたぐらいなんですけど……。勤めていた会社の上司と不倫とか、そんなのばっかりでした。
三島:上司と不倫(笑) なんか、漫画を描いている人って妄想力があるぶんエッチな人が多いんですかね。
井上:それはあると思いますね。実際にやったら捕まっちゃうようなことを常日頃から考えていますから。でも、スケベなことは好きなんですが、「男は狼だからなにをするかわからない」とか「女のコは簡単にそういうことをしてはいけません」とか、両親からは厳しく育てられたので……基本的に自制心は強いですね。大人になって物事の分別がつくようになってからは、「この人は大丈夫」だと判断した瞬間、思いっきりヤリたくなっちゃう。たぶん、“慎重なヤリマン”なのかもしれません。
三島:一見普通そうなのに、いろんな引き出しがありますよね(笑) ちなみに得意技はなんですか?
井上:見ていただければわかると思うのですが……。
三島:あら、舌が長いんですね!
井上:フェラをすると、大抵の男性に「気持ちいい」と言ってもらえます。キスも好きですね。DMMのレビューを見てもフェラとキスがいいって書かれてますね。
三島:わかる。実は昨日、井上さんの作品を見て勉強してきましたから。こんなにはんなりとしたお上品な方が……ちなみに、スカトロとかそっちのプレイはアリなんですか?
井上:いえ、スカトロだけは無理ですね。とはいえ私、アナルを舐めるのは好きなんです。けど、たまに
ちり紙が……。
三島:ティッシュを“
ちり紙”って言う人は久々ですわ(笑) 20代の若いコじゃ絶対に言わないですもん。しかも今回、今までのゲストとは違うポイントがひとつあったんですよ。
井上:なんですか?
三島:いつもスカートの中を覗くんですけど、パンティーがTバックじゃなかったっす(笑)
井上:え! 皆さんTバックなんですか?
三島:今までは100%Tバックでしたね。だから、久々にフルバックを見たら「お!熟女!」って思いましたもん(笑)
井上:えー! けっこうセクシーなの穿いてきたつもりなのに……。普段はお腹冷やさないようにもっとタップリしたやつとか穿いてますよ(笑)
三島:でも、それはそれでエロいなー(笑) ではそろそろラップ書きましょうかね。その間、僕の似顔絵描いていてくださいよ。
井上:いいですよ。本当は時間をかけてちゃんと描きたいんですけど(笑)
(3分経過……)
三島:いや、完全に僕です! 御礼にこんな感じでどうでしょう?
――こうして井上さんの実体験をベースに、完成したのが以下の歌詞だ(尚、歌の録音は3回のみ!)
口に出したら引かれるくらいの
妄想してるけど言うのはタダ
中学生の頃からホモマンガ
自分で描いてニヤニヤしてた
性癖特殊 私
夫がいても止められない
内緒でAVラブホなう
普通じゃ足りないアブノーマル
三島:現在はフリーで活動されているんですよね?
井上:そうですね、フリーになるときに北条麻妃さんに相談したりして。
三島:北条麻妃さん会いてー(笑) ちなみにAVは何歳ぐらいまで続けたいですか?
井上:需要があるうちは……。でも、今の熟女ブームって、熟女と言いつつも若いんですよね。まだ30歳前後でも熟女カテゴリーで売っていたり、処女でデビューしたのに半年後には人妻の設定でドラマに出ていたり。さすがに無理があるだろうとは思うのですが、AV業界のあるあるですね。
三島:井上さんは本物の人妻ですからね。今後の目標としては?
井上:目標というよりかは、楽しくやっていきたいですね。最近は、今までやったことがなかったようなエキスストラのお芝居をやるようになったり、撮影会をやったり、こうしたラップをやる機会があったり。コミケが終わった後は、イラストのお仕事とか。いろいろ挑戦してみたいです。
三島:応援してます! これからもお腹冷やさないように頑張ってください!(笑)
<構成/日刊SPA!取材班、撮影/長谷英史>
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●井上綾子
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