更新日:2023年03月12日 08:30
エンタメ

W杯発言で迷走したタレントたち。炎上、逆ギレ、無知…

④徳光和夫 サッカーに興味なし、究極のミスキャスト

 芸能人をコメンテーターに起用すると、多かれ少なかれ疑問の声はあがるものだ。それでもタレント側も勉強をして、形だけでもやる気を見せるもの。  しかし、テレビ朝日系列の特番に出演した徳光和夫(77)は違った。始めから終わりまで、サッカーを知らない、興味ない、どうでもいい。悪びれることなく、その態度のままやり過ごしてみせたのだ。  スラム街で育ち母への感謝を忘れないというブラジルのジェズス選手(21)について、「ジェズス選手はちょっと頑張ってほしいねぇ」とVTR紹介をそのままコピペしただけのコメントで済ませた徳光。  物議を醸す発言で炎上した小柳ルミ子(66)や野村周平よりも、徳光和夫を今大会の最優秀悪役に推したい。

番外:株を上げた人の筆頭は、キャラ変した前園真聖

 立場や肩書が人を変えるとはよく言われることだが、元サッカー選手の前園真聖(44)ほど劇的に変わった人も珍しいのではないか。  鋭い目つきで尖りまくっていた現役時代から一転、朝のワイドショーなどで丁寧な口調で解説をする前園の姿に驚いた人も多かっただろう。一般の視聴者にもわかりやすいよう、慎重に言葉を選び、常に腰は低く、しかし言うべきことは言うという大人な姿勢を取り続けていたのだ。  しかしマジメ一辺倒ではなく、時には自分を卑下するような笑いも交えて、場を和ませる話術まで披露してみせた。  松本人志(54)に重用されるのもうなずける活躍ぶりだった。<文/沢渡風太>
『女子SPA!』『日刊SPA!』で芸能記事を執筆するTVウォッチャー。Twitter⇒@hootersawatari
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