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「ミニファミコン ジャンプ版」に続け! 次に出るミニファミコンを勝手に予想する

ミニファミコン ミステリー版 実現度75%

 今ではほとんど見かけなくなってしまいましたが、ファミコン期にはコマンドを選んで物語を進めていく推理アドベンチャーが流行りました。わごと温泉で「めぐみ」のタオルを取る『オホーツクに消ゆ』や、終盤のシーンで心臓が止まりそうになった『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女』などのメジャーどころから、HAL研究所の知る人ぞ知る本格派『殺意の階層』といったマイナーどころまで数は揃っています。 予想収録ラインナップ 『ポートピア連続殺人事件』(エニックス) 『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(アスキー) 『探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件』(データイースト) 『横浜港連続殺人事件』(データイースト) 『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』(任天堂) 『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女』(任天堂) 『殺意の階層 ソフトハウス連続殺人事件』(HAL研究所) 『山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件』(タイトー) 『ブルートレイン殺人事件』(アイレム) 『マーダークラブ』(セタ) etc.

次は、どんなファミコンが登場する?

ミニファミコン 協力のはずがケンカ版 実現度 70%

 ファミコンには2人同時プレイできるゲームがいろいろとありましたが、協力するのは最初だけでいつのまにか足の引っ張り合いに……。兄弟や仲のいい友達と協力プレイが原因でケンカしたという思い出はファミコンあるあるです。 予想収録ラインナップ 『マリオブラザーズ』(任天堂) 『アイスクライマー』(任天堂) 『バルーンファイト』(任天堂) 『デビルワールド』(任天堂) 『スカイキッド』(ナムコ) 『バトルシティー』(ナムコ) 『スーパーチャイニーズ』(カルチャーブレーン) 『ツインビー』(コナミ) 『バブルボブル』(タイトー) 『アストロロボSASA』(アスキー) etc.

ミニファミコン タレントゲーム版 実現度 20%

 タレントの名前を冠にしたゲームもファミコン期には盛んにリリースされていました。権利関係の問題か、ほぼバーチャルコンソール化されておらず、実現可能性という面ではかなり低いですがもし出れば資料的価値が高そうです。 予想収録ラインナップ 『たけしの挑戦状』(タイトー) 『中山美穂のトキメキハイスクール』(任天堂) 『リサの妖精伝説』(コナミ) 『さんまの名探偵』(ナムコ) 『カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄』(ビック東海) 『聖飢魔II 悪魔の逆襲』(CBSソニー) 『所さんのまもるもせめるも』(エピックソニーレコード) 『ラサール石井のチャイルズクエスト』(ナムコ) 『光GENJI ローラーパニック』(ポニーキャニオン) 『舛添要一 朝までファミコン』(ココナッツジャパン) etc.  ほかにも「映画原作版」「感動RPG版」「バカゲー版」などいろいろな切り口が考えられます。ファミコン期はディスクシステムを含めて1200本以上のソフトが発売されました。こうしたアンソロジー集を想像して楽しめるのもファミコンの偉大さの現れですね。 ※メーカー名は当時のものです。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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