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「ミニファミコン ジャンプ版」に続け! 次に出るミニファミコンを勝手に予想する

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

 7月7日に「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」、通称「ミニファミコン ジャンプ版」が発売されました。『キン肉マン マッスルタッグマッチ』『キャプテン翼』『ドラゴンボール 神龍の謎』などジャンプ黄金期のマンガ原作ゲームを中心に20タイトルが収録されています。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン ©2018 Nintendo ©JUMP 50th Anniversary ©集英社

 以前にもこのコラムで触れましたが、「ミニファミコン ジャンプ版」はこれまで版権の関係からか、バーチャルコンソール化されていなかったタイトルが入っているのが注目ポイント。ファミコン世代にとっては久々にタイムカプセルを開けた感覚でしょうか。  また「ミニファミコン ジャンプ版」が実現したことによって、今後音楽のコンピレーションアルバムや小説のアンソロジー集のように、テーマ別・ジャンル別のミニファミコン(ミニスーファミ)が発売される可能性が出てきたのもポイント。「ミニファミコン ジャンプ版」の売上、評判によっては、似たような企画が続々と持ち上がるかもしれません。  というわけで今回は、今後どのようなバージョンのミニファミコンが発売されるのか、期待も込めて予想していきたいと思います。みなさんはどんなミニファミコンが欲しいですか?

キン肉マン マッスルタッグマッチ ©ゆでたまご・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

ミニファミコン オリンピック(スポーツ)版 実現度 80%

 2020年の東京オリンピックに合わせて、ファミコンで発売されたスポーツゲームを詰め合わせた「ミニファミコン オリンピック(スポーツ)版」は実現の可能性がありそう。ディスクシステムになりますが任天堂の『バレーボール』は名作中の名作。ほかにもコナミの『ハイパーオリンピック』などプレイヤーを熱くさせるゲームが目白押しでした。 予想収録ラインナップ 『バレーボール』(任天堂) 『ゴルフ』(任天堂) 『スマッシュピンポン』(任天堂) 『ダックハント』(任天堂) 『ハイパーオリンピック』(コナミ) 『ファミリーテニス』(ナムコ) 『燃えろ!! 柔道WARRIORS』(ジャレコ) 『びっくり熱血新記録!はるかなる金メダル』(テクノスジャパン) 『カラテカ』(ソフトプロ) 『I Love ソフトボール』(ココナッツジャパン) etc.

ミニファミコン 藤子不二雄版 実現度 50%

 ファミコン期のマンガ・アニメ原作ゲームといえば、藤子不二雄(藤子・F・不二雄/藤子不二雄A)作品も忘れるわけにはいきません。ボーナスタイムなのに鉄アレイとちくわを同時に投げてくる『忍者ハットリくん』、劇場版にちなんだ凝ったステージが印象的だったハドソン版『ドラえもん』……。ファミコン期の藤子不二雄原作ゲームは9本と少し数が足りませんが、スーファミやゲームボーイのタイトルを加えればラインナップも充実。ドラえもん色やドラえもん型のハードというのもアリかもしれません。 予想収録ラインナップ 『ドラえもん』(ハドソン) 『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』(エポック社) 『忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻』(ハドソン) 『オバケのQ太郎 ワンワンパニック』(バンダイ) 『パーマン』(アイレム) 『パーマン PART2 秘密結社マドー団をたおせ!』(アイレム) 『プロゴルファー猿 影のトーナメント』(バンダイ) 『キテレツ大百科』(エポック社) 『パラソルヘンベえ おとぎの国は大さわぎ!』(エポック社) etc.
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こんなミニファミコンもあり!?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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