仕事

すぐに会社を辞めちゃう新人たち「就職先なんていくらでも見つかる」

採用側もこりごり「若者が続かないんです」

 そんな若者たちの姿勢に、採用現場も四苦八苦している。設計関連企業に勤め、自社の採用担当を受け持つ後藤慎二さん(31歳・仮名)がこう嘆く。 「私が採用担当を任されたのは去年の春先あたりからなのですが、もう毎日がストレスの連続です。面接では意欲がありあまるような子でも、入社3日目には無断欠勤し、そのまま退社するなんてザラなんです。これ本当ですよ。弊社は転職サイトにも登録していて、1人を入社させるだけで採用コストもバカにならないんです」 退職届 実際に1人を入社させると、数十万円を転職サイトに支払わなければならないという。にも関わらず、速攻で辞められてしまっては……。その矛先は後藤さんに向けられる。 「なんであんな奴とったんだと上司に悪態つかれることもありますが、とにかく人が足りないって言ったのはあんたでしょうと。もう私が辞めたいくらいです」  後藤さんは「仕事の出来不出来よりも、とにかく続けて欲しい」と漏らした。求職者側と採用企業側の理想は、いまだ交わることのない平行線のようだ。<取材・文/小畑マト> — モンスター新入社員録 —
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