覚せい剤“常習犯”カップルの成れの果て<薬物裁判556日傍聴記>
―[薬物裁判556日傍聴記]―
自分の身に降りかかった不当な家宅捜索をきっかけに、薬物裁判を傍聴し続けた男がいる。彼の名は斉藤総一さん。556日も裁判の傍聴に通い続けるようになり、それだけでなく、彼は文字通りその法廷劇のやりとり全文を書き取ってきた。そんな彼の「薬物裁判傍聴記」からは、薬物にハマり人生を転落する人々の、生々しい人間模様が浮かび上がってくる――。
※プライバシー保護の観点から固有名詞や住所などはすべて変更しております。
彼氏の浮気が原因で覚せい剤にハマった女性
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自然食品の営業マン。妻と子と暮らす、ごく普通の36歳。温泉めぐりの趣味が高じて、アイスランドに行くほど凝り性の一面を持つ。ある日、寝耳に水のガサ入れを受けてから一念発起し、営業を言い訳に全国津々浦々の裁判所に薬物事案の裁判に計556日通いつめ、法廷劇の模様全文を書き残す
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