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「自動運転の本格普及は商用車から」の理由 2025年までに段階的に実用化

 筆者は今年、ノーマルタイプの「セドリック」に世界初試乗した。車内は電車のボックスシートのように前後2名が向かい合う4人乗り。パワートレーンは完全なるEV(電気自動車)で、床下には35kwhのリチウムイオンバッテリーが敷き詰められており、一回あたりの充電で約300kmの走行ができる。人間の目に当たるセンサーは8つのレーザースキャナーと光学式カメラが担当し、自車周囲360度を監視する。筆者はこれまでたくさんの自動運転技術を搭載した車両に試乗してきたが、そのどれよりも運転操作がうまく、そして乗り心地が抜群に良かった。商用車における自動運転の本格普及は、もうまもなくと言っていいだろう。
オートクラブ

「セドリック」

 ちなみに国内では、トヨタがMaaSを見すえた「e-Palette Con cept」というセドリックに似た車両を開発中。自律自動運転技術の開発競争は乗用車から多方面へと拡大中だ!
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