ここからはTOP5を発表していこう。 ●5位　『恋のツキ』（テレビ東京系）13人 　 　新田章の漫画を原作に、徳永えりが演じる31歳・女性フリーターが主人公の恋愛ドラマだ。 　テレビ東京系の深夜ドラマとして放送されていた本作。視聴者が少なかったことも予想できるだけに、この順位に入ったのはかなり意外な印象を受ける。 　ゲスの極み乙女。でボーカルを務める川谷絵音の出演や、過激なラブシーンなどで話題を振りまいたことが、ランクアップにつながったのかもしれない。 ●4位　『グッド・ドクター』（フジテレビ系）16人 　 　韓国の同名ドラマをリメイクしたもの。初回から平均視聴率11.5％と好調に滑り出し、最終回には12.4％をマーク。高い視聴率を取り続けた作品だ。 　見どころは、自閉症スペクトラム障害とサヴァン症候群を抱える小児科医という、非常に難しい役に挑んでいる主演・山﨑賢人の熱演だろう。 　その演技に「医療にがんばる医師の姿がとてもよかった」（神奈川県・48歳男性）と、胸を打たれた方も多いのではないだろうか。いずれにしても、しばらくドラマ不調にあえいでいたフジテレビに、グッドニュースをもたらした作品となったことは間違いなさそうだ。 　 ●3位　『義母と娘のブルース』（TBS系）18人 　仕事一筋のキャリアウーマンだった綾瀬はるか演じる主人公が、結婚相手の連れ子である娘の母親になるために奔走、出会いから10年間の母子の成長を描いた感動物語だ。 「笑いと感動のバランスがよかった」（神奈川県・40歳男性） 「綾瀬はるかの演技が面白い」（千葉県・48歳男性） 「上白石萌歌ちゃんが可愛い」（岡山県・40歳男性） 　のように、内容や出演陣を絶賛する感想が多かった。続編を望む声があがるのも、不思議ではないだろう。 ●1位　『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』（TBS系）19人 ●1位　『ハゲタカ』（テレビ朝日系）19人 　 　同率1位に2作品が並んだ今回のランキング。その1作目は、冒頭に紹介した『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』。人気刑事ドラマシリーズ『絶対零度』の第3シーズンにあたる。 　主人公を第1、2シーズンの上戸彩から沢村一樹に変更し、続編として新たなテイストを加えた本作。AIを活用して未来の犯罪を防ぐために奮闘する組織の活躍と、家族を殺された主人公の過去をシリアスに描いた内容には、「ストーリーがいいです」（栃木県・男性48歳）というコメントが寄せられた。 　また、「『絶対零度』の新しいシリーズだったから」（富山県・47歳男性）と、新作を心待ちにしていたシリーズファンもいたことが、追い風になったのだろう。 　同率1位作品として、ランキングの最後に紹介する『ハゲタカ』は、真山仁の経済小説をドラマ化した作品である。平成という時代を舞台に、企業を食いものにする“ハゲタカ”と称されながらも、経営不振に陥った名門企業を次々と買収・再生させていく主人公を、綾野剛が熱演したエンターテイメントドラマだ。 　そのドラマティックな内容には「緊迫の連続で面白かった」（岩手県・40歳男性）、「最終回のどんでん返しがたまらなかった」（大阪府・46歳男性）といった、賞賛の声が多数あがったのが印象的である。 　同じ原作で2007年にもNHKでドラマ化されているが、企業の不正が相次いで明るみに出る昨今のニュースを見れば、「現在の日本の状況にメスを入れてくれている」（千葉県・49歳）といった評価をされるのも納得。この時代に、再ドラマ化した甲斐もあったといえるのではないだろうか。

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#制作発表記者会見 #いよいよ来週 #19日木曜よる9時 #初回拡大スペシャル #綾野剛 #渡部篤郎 #沢尻エリカ #光石研 #杉本哲太 #小林薫 #真山仁

【公式】木曜ドラマ「ハゲタカ」さん(@hagetaka_ex)がシェアした投稿 – 2018年 7月月9日午前3時55分PDT

＝＝＝＝＝＝＝ 5位　『恋のツキ』（テレビ東京系）13人 4位　『グッド・ドクター』（フジテレビ系）16人 3位　『義母と娘のブルース』（TBS系）18人 1位　『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』（フジテレビ系）19人 1位　『ハゲタカ』（テレビ朝日系）19人 ＝＝＝＝＝＝＝ 　意外な作品が多かった今回のランキング。視聴率が低くても、満足度は高いというドラマも見受けられた。10月から始まる秋ドラマでも、私たちを満足させてくれる作品に出会いたいものだ。＜取材・文／日刊SPA！取材班＞ 【調査概要】 調査方法：アイブリッジ（株）提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。 調査期間：2018年9月19日 有効回答者数：40歳から49歳　全国　男性100名