40代おじさんが選ぶ「面白かった春ドラマ」TOP10/2位『ブラックペアン』、1位は?
―[ドラマ・ランキング]―
2018年の春ドラマが最終回を迎えた。SNSでは土曜ナイトドラマ枠の『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が反響を巻き起こしたが、より大勢の視聴者の目に触れていたのは、やはりゴールデンタイムに放送されるドラマのはず。特に平均視聴率が好調だったのは、初回で16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)をマークした『特捜9』(テレビ朝日系)だ。
その一方、NHKの連続テレビ小説として通算98作目となる『半分、青い。』は、初回から平均視聴率21.8%を叩き出しており、さすが朝ドラといったところ。ただ、視聴率が作品の満足度を必ずしも反映しているわけではないだろう。
全国100人の40代おじさんが選ぶ、面白かった春ドラマTOP10
7位には、同率で2作品が並んでいる。まずは、テレビ朝日系の木曜ミステリー枠である『警視庁・捜査一課長シーズン3』。内藤剛志が主演を務め、昨年の春には同じ枠でシーズン2が放送されていた人気ドラマだ。 「刑事ものだから」(兵庫県・49歳男性)と無条件に見ている層もいれば、「これしか見ていない」(熊本県・45歳男性)というシリーズ自体の根強いファンもついており、全話の平均視聴率は12.7%。シーズン2の12.1%を、見事に上回った。 7位にランクインしたもう1作品は『崖っぷちホテル!』。三代目J Soul Brothers及びEXILEのメンバー・岩田剛典が連続ドラマ初主演ということで、若い女性ばかりが注目していたのかと思いきや、「岩田の演技が面白かった」(埼玉県・49歳男性)と、おじさんからの支持も獲得している。ほかにも、 「スカッとするストーリーが楽しい」(神奈川県・44歳男性) 「ホテルの新米総支配人(戸田恵梨香)のコミカルさが印象に残った」(静岡県・40歳男性) など、好意的な意見が寄せられた。
続いて6位は、1年ぶりの新シリーズとなった『孤独のグルメ Season7』。毎週金曜深夜の放送かつ、松重豊の演じる輸入雑貨商が淡々と食事をするだけの異質なドラマだが、平均視聴率3.0%以上を安定的に記録している。 「落ち着いて視聴できる」(京都府・42歳男性) 「おいしそうな食べ物が見られる」(千葉県・48歳男性) 「前から好きなシリーズで、松重豊の演技が好き」(栃木県・47歳男性) グルメ好きはもちろん、現在55歳である松重豊に、将来の“なりたいオトコ像”を重ね合わせているおじさん視聴者も多そうだ。
1
2
この特集の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ