SKE48、10周年でみせた松井珠理奈の涙。特別公演後半戦レポート
アンコールでは、ファーストシングルの「強き者よ」と最初にSKE48がもらったオリジナル公演「手をつなぎながら」公演で歌われていた「チャイムはLOVE SONG」を歌った後、「速報」と題したVTRがスクリーンに流れ、24thシングルが12月12日にリリースとのサプライズ発表。劇場支配人の湯浅洋がなぜかステージの下へ登場し、「今日は感謝の気持ちを込めて、高いところよりは低い方が良いかなと思ってこちらへ」と語り始める。
「10周年を迎えることができました。本当にみなさまのおかげです。ありがとうございます。10年前、サンシャインの下に『SKE48ができます』と看板を出したとき、それを見た人たちが『なんだよ、AKBのマネかよ』『秋元康の許可取ってるの?』と聞かれるところから始まったグループが、よく10年続いたなと思います。それはファンのみなさん、関係者のみなさんが暖かく応援していただいたおかげです。ただ、10年でSKEが終わるわけではないので、11年目もあらためて応援のほど、よろしくおねがいします」
この感謝の挨拶の後、SKE48の卒業メンバーが「同窓会公演」を年内に行うことも発表された。
唯一の10年選手の松井がファンへの感謝とともに、「いつも厳しくしちゃう私に付いていてくれるメンバー、ありがとう! そして(斉藤)真木子、(キャプテンとして)こんなにたくさんのメンバーを引っ張ってくれてありがとう!」とメンバーへの想いを語った。
このコメントを受けて、斉藤は涙ながらに今後の意気込みを語った。
「キャプテンになって3年。肝心なところで漢字が読めなかったり、泣いてしまう、頼りない私ですが、SKE48への想いは世界の誰よりも負けないです。ステージの上は………私の楽園です! これからももっともっと愛してもらえるように、突っ走って活きたいと思います!」
最後に、松井の「新たなスタートにぴったりなこの曲を歌います」という曲紹介から、「手をつなぎながら」を歌って、2日間にわたった10周年記念特別公演の幕が閉じた。
ただ10年を振り返るのではなく、11年目を迎え、今後もグループは続いていく。これからも進みつづけるという決意が垣間見えた公演となった。
取材・文/森 祐介 写真提供/AKS
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