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『男子ごはん』ケンタロウ奇跡の回復…事故・大病に見舞われた芸能人と、その復帰ストーリー

桜井和寿:小脳梗塞

 2002年7月、バンド「Mr.Children」のボーカリスト兼ギタリストの桜井和寿(48)が、小脳梗塞の疑いで音楽活動を休止したことを覚えている方も多いだろう。  幸い命には別状なかったものの、小脳は身体の運動機能を司る、非常に重要な器官。一歩間違えれば、桜井は一生ギターが弾けない身体になっていたかもしれなかったそうだ。この年はミスチルのメジャーデビュー10周年ということで記念ライブが予定されていたが、それらは全てキャンセルされ、桜井は治療に専念することとなった。  同年12月に活動を再開してからは、ミスチルを始めとしたいくつものプロジェクトに精力的に携わり、今なおヒットソングを生み出し続けている。
hero

2002年12月に発表されたCDシングル『HERO』の歌詞には、桜井が闘病中に感じた想いとリンクする部分があるそうだ(画像はトイズファクトリーから発売されたMr.Childrenの24thシングル『HERO』より)

ビートたけし:バイク事故

 日本を代表するお笑い芸人であり、同時に世界的な映画監督でもあるビートたけし(71)のバイク事故も紹介しよう。  たけしが事故を起こしたのは1994年8月のことで、スクーターでカーブを曲がり切れないままガードレールの鉄柱に衝突し、4メートル先に頭から突っ込んだという。本人いわく「普通なら即死、よくて植物状態」レベルの重体だったのだが、奇跡的に一命をとりとめ、約2か月後に退院。顔面にマヒが残り、口元がひきつった状態で記者会見に出席したことで、世間に大きな衝撃を与えた。  そんな彼に芸能界復帰を決意させたのが、母の北野さきさん(享年95)だ。さきさんは小遣いと称し、たびたびたけしから現金をもらっていたのだが、実はその全てを貯金していたらしい。「どうせ復帰できないからこの金で暮らしな」と貯金通帳を渡されたたけしは、絶対に受け取るまいと発奮し、翌年3月、見事に芸能界復帰を果たしたのだった。  今年の4月22日、『男子ごはん』10周年スペシャル特番のなかでケンタロウによる“直筆”の手紙が紹介され、多くのファンが涙した。いつになっても構わないから、再び笑顔で料理する姿をテレビで見せてほしいものだ。<文/A4studio>
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