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スマホやPCのカメラで盗撮・録画される恐怖。手軽にできる対策とは?

手軽で完璧な盗撮防止方法はアナログなあれ

 対策としては、監視カメラの場合、絶対に初期設定のまま使わないことが重要だ。初期設定のユーザー名とパスワードは使わず、きちんとユーザー認証機能を利用すること。もちろん、パスワードは推測されにくい文字列にすること。可能であれば、初期設定のユーザーは削除しておくといい。

不要なカメラにはシールで目隠し!

 PCやAndroidスマホの場合はOSを常に最新の状態に更新し、セキュリティ機能やセキュリティアプリをきちんと有効にすることが重要。あとは、怪しいソフトはインストールしないようにすること。さらに、最も手軽で完璧な撮影防止法はウェブカメラやスマホのインカメラにシールを貼ってしまうことだ。すごいアナログな手法だが、専用のシールも販売されているほど広まっている。  アメリカではこの手のリスクは周知の事実で、セキュリティ企業のAvastの調査によると、61%のアメリカ人がウェブカメラで盗撮・盗聴されるリスクを知っており、52%がカメラを物理的に隠したことがあるそう。FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグも自分で使うMacbookのウェブカメラにシールを貼っている写真がメディアに載ったことがある。  カメラアプリが起動していなくても、撮影される可能性があることは頭の片隅に入れておき、とんでもない姿を全世界に漏洩しなようにして欲しい。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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