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芸能人の“いい人すぎる”エピソード。星野源、菅野美穂、千原ジュニアも…

千原ジュニア:ジャックナイフも今では優しいあんちゃん

 過去には“ジャックナイフ”と呼ばれ恐れられていた「千原兄弟」の千原ジュニア(44)。彼は2017年4月に放送された関西ローカル番組『痛快! 明石家電視台』(毎日放送)で、「会ってみたら実はええ人やった芸能人」ランキングの1位を獲得している。  同ランキングは、大阪のテレビ業界人80人を対象として作成されたもの。番組内で語られたところによると、見ず知らずの若手芸人が寒空の下、道端でネタ合わせしているのを見たジュニアは、「あいつらのこと知らんけど、オレらもあんなことしてたから」と、マネージャーを通じて温かい缶コーヒーの差し入れをおこなったとか。  また、とあるADは新人時代、自分の手際が悪く撮影の準備に時間がかかってしまったにもかかわらず、収録後の食事会に誘ってもらったという。しかも、先輩などのいないタイミングを見計らって「逆に誘ってごめんな。疲れてたらホンマ帰って寝てええねんで」と優しい言葉までかけてもらったそうだ。

江頭2:50:素性を隠したまま借金までして震災ボランティア

 抱かれたくない男ランキングの常連である江頭2:50(53)ほど、実はいい人エピソードにあふれる人間はいないかもしれない。  特に有名なのが、2011年の東日本大震災直後のエピソードだろう。江頭は消費者金融で借金をして2トントラックをレンタルし、物資を買い込み、直接被災地へと届けに向かったという。素性を明かさず物資を老人ホームへと届けたが、立ち去る間際、ついに正体がばれてしまったようだ。江頭と実際に会った被災者がその行動をSNS上に発信し、瞬く間に話題となったのである。  のちにインターネット番組『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』で、「本当は公表するつもりはなかったけど」と前置きしたうえで、他の芸能人は多額の寄付を行っているが、自分はお金がないから体で支払っただけだと説明。その放送を機に多くのCMや番組出演オファーがきたそうだが、「いい人みたいで恥ずかしいから」と全て断ったとか。そこがまたかっこいい…!
江頭2:50

『江頭2:50のピーピーピーするぞ!12 逆修正バージョン~エガ・ザ・フェニックス~』(オデッサ・エンタテインメント)

 多くの人から称賛を浴びる芸能界に身を置いていれば、多少傲慢になってしまうことは仕方のないことかもしれない。しかし、そんななかでも高い人間性を保ち続けられる人こそが、芸能界の荒波にもまれながらも、より長く生き残っていくのだろう。<文/A4studio>
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