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50代、一生平社員でも「あいつはデキる」と思わせる方法

「一度ヒットを出したおかげで、『メール関連の仕事はこいつに任せよう』という認識ができたのか、部署異動もなし。同じ仕事を20年以上続けていれば、自然とスキルや知識はたまっていくので、仕事も速くなる。結果、ほかの同僚よりも評価は高くなるんですね」  長年、変わらずヒラ社員として現場仕事を続けたがゆえに、自由に動ける環境を手にした正木さん。その環境さえあれば、昇進せずとも仕事は楽しくなると続ける。
[中年ヒラ社員]も悪くない!

アフター5はラーメン屋巡りが楽しみ。「土日出勤や残業がある管理職では、この趣味も実現できなかったはず」と呟く

「正直、同期が出世していく姿を見て、『自分はみじめだな』と思うこともあります。でも、マイペースに仕事できるし、ヒラだからこそ家族と過ごす時間や趣味の時間を持てるので、十分かなと。今の目標は、『リタイア後にも使えるスキルや人脈を培うこと』。退職後は、管理職の経験より現場で使える技術があるほうが重宝される。退職まで10年を切った今、ヒラの現状を使い倒そうと思います」 「昇進」より、未来を目標に見据える。よく言われる「ヒラは老後が心配」への対策は十分だ。 ★ここを見習え!…ヒラの仕事の中に自分自身で「おもしろみ」を見いだす! ― [中年ヒラ社員]も悪くない! ―
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