止め打ちなどの技術介入は積極的に!
パチンコには様々な技術があります。私自身、ガチなプロというわけではないので、ここについて深く語ることはできません。しかし、一つ言えることは
「1円パチンコで技術を駆使した打ち方をしている人はほぼいない」ということです。
仮に
4円パチンコでプロの打ち方をした場合、店員さんから注意されることが多くあります。それはプロがいることによって店側が損をするから。しかし1パチは、損をする割合が4円パチンコに比べて4分の1にしかなりません。私は今回の記事を書くにあたり、
1パチが導入されている10店舗で実戦し、店員さんが見ている目の前であからさまな止め打ちやひねり打ちを試みましたが、一切注意されませんでした。
店舗にもよりますが、基本的に『1パチで技術介入を注意されることはない』と思ってもらって大丈夫です。ここでも
「1パチだから……」といってお金を捨てるような打ち方はせず、少しでも技術を向上させようと努めれば、より長くパチンコ遊技を楽しむことができる、ということです。
現在のパチンコホールにおける1パチは、一部のコーナーに設置されているケースがほとんどです。しかし中には
“低貸専門店”なるものが存在します。さて、
どちらの方が勝てると思いますか?
個人的には
「専門店で打つ方が確実に勝率が高い」と言い切れます。理由として、一般的なホールにおける1円パチンコは“オマケ”でしかないため、
回転率が著しく低い台がほとんど、というホールがあるからです。とりあえず1パチを設置すれば、パチンコの勝ち方を知らない人がお金を落としてくれるだろう……。そんな理由で設置している1パチを日常的に遊技して勝てるわけありません。それとは対照的に、
1パチを“生業”とする専門店は、お客さんに勝ってもらえるような台を用意しなければ常連客の獲得には繋がりません。
つまり、専業として1パチを営むホールには、台選びさえしっかりと行えば、期待値がプラスになる台が転がっている可能性が高いのです。もし近くに専門店があれば、そちらで打つことをオススメします。
回転率をチェックする!
繰り返しになりますが、1パチを好むユーザーは楽しむことが優先であり「これくらいのお金なら負けてもいい」という人がほとんどです。しかし「これくらいのお金」も積もり積もれば多額の出費となります。つまりパチンコで勝つために必要不可欠である
回転率の計算は、1パチであれ必ず行ったほうがいいのです。
一例として、0.89円交換のホールで『真・北斗無双 第2章』を6時間実戦した場合、200円あたり15.8回、1000円あたり79回がボーダーラインとなります。つまり、このラインに到達している台で実戦した場合、平均収支がプラスマイナス0円になるということ。この数字を念頭においてに打つだけでも、収支は確実に上向くと思います。
ボーダーラインを気にして1パチ実戦をする人なんてほとんどいない中で、少しでも気にして打つことは、
パチンコを長く楽しむコツとなるのです。
以上のような、基本的なポイントを踏まえて実戦するだけでも、収支は確実に上向きます。上手く店選びや台選びが出来れば、プラス収支にすることも可能なのです。
そもそも1パチの存在意義は、
パチンコを低予算で楽しめること。そして基本的な要素をしっかりと抑えれば、さらに低予算で楽しむことが可能となります。
「1パチは負けてもいい」という間違った考え方を捨てることが、長くパチンコを楽しむためのコツになると思いますので、是非参考にしてみてください。
『ぱちんこオリ術メガMIX』などで活躍するライター。SPA!では意外に真面目な記事も担当している“二刀流ライター”でもある
【セールス森田】
2015年、テレビ大阪「パチの穴」にて開催された「全国パチンコライターオーディション」決勝進出。その後、2016年に『ぱちんこオリ術メガMIX』誌でライターデビュー。信頼度のパーセンテージを他の話題に例える一芸を武器に、着々と活躍の場を広げつつある若手ライター。Twitter:
@mori_ponzuWeb編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント