普通の中年が生き残るための5か条。ジリ貧のまま老後を迎える前に
そして、地方移住したときに選ぶ仕事は、40代でも珍しがられることを基準にすることだという。
「高齢化が進む地域や業界では、40代でも十分な“若手”です。例えば東京でSEをしていたとする。業界内では大したことのないスキルでも、人材不足の場所では貴重な存在になれます。
高齢者向けのホームページ作成、スマートフォン講座などでの副業もあり得るでしょう。この時に、積極的に地域住民と交流を深め、コミュニティに溶け込み、都内では味わえないヌルい生活を目指しましょう」
さらに保険をかける意味で、スキルを磨くことも勧める。
「一流を目指すのは大変です。でも、一つずつは二流・三流でも複数あれば話は違う。これまでやってきた仕事に調味料としてほどほどこなせる別スキルを掛け合わせていきましょう。盆栽やクラフトワークといった趣味系の知識なども要注目です」
思い切った提案だが、ジリ貧のまま老後を迎えるなら環境をガラッと変えるのも悪くなさそうだ。
<生き残るための5か条>
1.自分の負けた理由をしっかり分析する
2.未来の動きを見据え情報収集の型を作る
3.単純労働は辞めて片田舎に引っ越す
4.40代が若手になるコミュニティに入る
5.二流でもいいからスキルを3つ持つ
【経済学者・飯田泰之氏】
明治大学政治経済学部准教授、財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。経済ニュースをわかりやすく解説するコメンテーターとしてテレビやラジオなどで活躍。最新刊『新版 ダメな議論』(筑摩書房)など著書多数
― ロスジェネ中年の絶望 ―
―[ロスジェネ中年の絶望]―
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