ジーンズは難しいアイテムと心得よう
そもそも、デニムは「脚の短い日本人はカッコよく見えず、万人に合うとは言いにくい」(藤巻氏)という難しいアイテム。
というわけで、安易にトレンドに飛びつくと大外しの危険がある。
「これからブーツカットが流行の気配ですが、上級者以外は選んではダメ。おじさんがはいても’70年代に逆戻りするだけ」(MB氏)
やはり、定番かつ落ち着きのあるスタイルが確実なのだ。
「濃い色で加工の少ない生デニムに、ジャケットなどでフォーマルに合わせるとバランスが取れます。靴をローファーやホワイトバックスなどでアイビーテイストに仕上げれば年齢にもフィットしていてカッコいいと思いますね」(古田氏)

これが正解例! ダークカラーで、テーパードシルエットのデニムをロールアップ。ジャケットとシャツを合わせ、落ち着いた装いに仕上げた
<デニムあり/なしの境界線>
(20代女性300人に調査)
●あり
ナチュラルなユーズド加工 236人
裾をロールアップしている 195人
ホワイトデニム 162人
●なし(ありが150人以下)
ケミカルウオッシュ(霜降り)加工 111人
ダメージジーンズ 84人
ステッチやハトメがゴテゴテ 55人
中年体形のスキニー 37人
(全国のファッション好きな20代女性300人を対象に’18年11月8~14日にアンケート実施)
アンケート協力/エコンテ スタイリング/藤井エヴィ(エムズアップ) 衣装協力/ブレザー、チーフ、マフラー、ローファー(ORIHIKA池袋東口店)
― 大激論[中年と服] ―