エンタメ

安田大サーカスのクロちゃん、実は“愛されキャラ”!? ゲスエピソードから読み解く

アンケートに協力してもらったのに……

 続いてもTwitterでのエピソードだ。今年1月24日、クロちゃんは「お昼は何食べよ?」と4つの選択肢を挙げ、ユーザーに投票を求めた。  僅差で1位になったのは牛丼なのだが、チェーン店の「なか卯」に行ったクロちゃんは「牛丼の大きいのだとカロリーも高いかなと思って小さいのにして、4位だったうどんを追加したしん! 1位と4位のサンドイッチ!!」という理由で、結局2つのメニューを注文。  せっかくユーザーが投票してくれたのに、もはや何のための投票だったのか意味不明だし、牛丼の“小さいの”(500kcal)とうどんの並(551kcal)を両方食べたせいで、“牛丼の大きいの”(909kcal)を単品で食べたときのカロリーを上回ってしまっている。誰に何と言われても我が道を行くクロちゃんの生き様は、もはや清々しいほどだろう。

病人(仲間)の見舞いよりもパチンコの確変を優先?

 2017年6月、安田大サーカスの一員であるHIROが脳出血の手術で入院した際、リーダーの団長安田は一緒に見舞いに行こうと、クロちゃんに声をかけた。あろうことかクロちゃんは「パチンコが確変中だから」と拒否したそうなのだが、今年1月8日にはクロちゃん本人が、脳動脈瘤の手術で入院することになってしまう。  ただ、団長安田はクロちゃんのことを見捨てていない。クロちゃんは自身のTwitterで団長安田が見舞いに来てくれたことを報告し、「長居されたけど、嬉しかったしん。安田大サーカスってグループで、3人組で良かったなーってつくづく思ったしん。大切な仲間達だしん!!」と熱く語っているのだ。

 自分はHIROを見舞わなかったくせに「3人組で良かった」「大切な仲間達」などと言ってのけるのは、都合がよすぎるかもしれない。しかし、今回紹介してきたようなゲスエピソードがどれだけ目立とうとも、どこかに純粋な部分が見え隠れしているのがクロちゃんの魅力ではないだろうか。  何だかんだで憎めない存在のクロちゃん。世間を笑わせたり、ときにはドン引きさせたりと、今後も独自のキャラクターを貫いてほしいものである。<文/A4studio>
1
2
おすすめ記事