エンタメ

元ももクロ・有安杏果、大手事務所を離れて復帰…個人事務所で奮闘する芸能人たち

石橋貴明:とんねるず独立のタイミングで代表取締役に就任

 お笑いコンビ「とんねるず」も、石橋貴明が代表取締役に就任している個人事務所「アライバル」の所属である。かつては西城秀樹の初代マネージャーが立ち上げた「オフィスAtoZ」に所属していたものの、だんだんお互いの方向性にズレが生じ始めたようで1994年に独立している。とんねるずの二人以外には、石橋の妻である女優・鈴木保奈美と、彼らと親交のあるフリーアナウンサーの杉本清が所属している。  前身番組から数えると約30年も続いていた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が昨年3月に終了し、ファンクラブも昨年末で閉会するなど、先行きが怪しくなっているとんねるず。またいつか、二人が息の合った活躍を見せてくれる日は来るのだろうか。
とんねるず

このオフィシャルウェブサイトも1月末で閉鎖されてしまったため、長年のファンにとっては寂しいだろう(画像はとんねるずオフィシャルウェブサイトより)

杉村太蔵:マネージャーの代わりに何から何まで自分で担当

 元政治家でありながら、ワイドショーやバラエティ番組などでもたびたびその姿を見かける杉村太蔵。彼も個人事務所で仕事をしており、マネージャーはいない。というのも、証券会社で秘書を務めていた経験を持つ杉村にとって、スケジュール調整などの事務作業は苦ではなく、むしろ得意なようだ。もちろん、ギャラ交渉の席にも自ら打って出ているらしい。  とはいえ、もともと芸能人ではなかった杉村は、業界における暗黙の了解をイチから学んだそう。例えばテレビ出演の際は、同じ時間帯に他局の番組にも重複して出るという“裏かぶり”が起こってしまわないよう、徹底的にチェック。これだけ抜かりなければ、各方面で引っ張りだこになるのも納得というものだ。
杉村太蔵

元証券マンの杉村は、ギャラ交渉も積極的に楽しんでいる様子(画像は杉村太蔵オフィシャルウェブサイトより)

稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾:SMAP時代よりフットワーク軽い?

 最後に紹介するのは稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人だ。もはや説明不要だが彼らは元SMAPであり、自分たちが会社を直接運営しているわけではないものの、SMAPの元マネージャーが設立した芸能プロダクション「CULEN」に所属。20年以上もSMAPの面倒を見ていた元マネージャーとの関係性を考えると、実質的な個人事務所という見方ができるだろう。  2017年に3人の公式ファンサイト「新しい地図」がオープンして以降、稲垣はAmebaブログ、草彅はYouTube、香取はInstagramと、ネットを活用したアグレッシブな活動を展開。昨年9月には、3人が大手レコード会社「ワーナーミュージック・ジャパン」と提携することも発表され、この先、SMAPとはまた違った名曲が生み出されることを期待したい。

 ――今回の有安杏果の芸能界復帰は「スターダストプロモーション」に所属していたももクロ時代のように派手な仕事をするよりも、マイペースで着実にキャリアを積んでいきたいとの思いからだろう。個人事務所での新たな成功例となるのか? 今後の活躍に期待したい。<文/A4studio>
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