出会い系で会った70人に本をすすめた女性書店員が選ぶ「いま読むべき本」
―[平成最後に読むべき本]―
あと数ヶ月で、平成が終わる。が、この30年間、これといって成長を実感できない……などとため息をついている人も多いのでは? そんな人へぜひオススメしたい、“自分を変えてくれる”本を、プロの読者家たちが厳選! 新元号とともに新しい自分へと変身だ。
花田菜々子氏が選ぶ『平成最後に読むべき本』
「能町さんご自身と思われる5歳児が主人公の、今までにない変わった小説。大人になると忘れがちだけれども、子供というのは理不尽なことが多い。彼らが生き抜く厳しい闘いの日々をリアルに追体験することで、視野が広がります」
『自殺会議』
末井昭/朝日出版社/1814円
「実母が恋人とダイナマイトで自殺した過去を持つ著者と、自殺にまつわる人々との対談集。タイトルだけだと暗い本だと思われがちですが、死を考え抜いた人々の言葉は逆説的に明るさをもたらしてくれるので、読後は前向きな気持ちに」
<非日常を体験する>
『死に山:世界一不気味な遭難事故』
ドニー・アイカー/河出書房新社/2538円
「’59年のソ連・ウラル山脈で起きた未解決の事故を追ったドキュメンタリー。登山チームの9人全員が、服がボロボロになっていたり、舌がなくなっていたりとすごい死に方をしています。日常からトリップして没頭できる読書体験」
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』
マーク・ボイル/紀伊國屋書店/1836円
「現代のイギリスで、お金以外に所有しているものを使って生きるという社会実験を行った人の本。マネするのは難しいけど、お金で悩みがちなSPA!読者にとって、自分なりの答えを得るための発想のヒントになると思います」
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