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レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで開催された「氷上かけっこ」にボストンっ子たち熱狂

2010年にはアイスホッケーのプレーオフも開催。フェンウェイ・パークの“柔軟性”

フェンウェイパーク名物の巨大な外野フェンス「グリーンモンスター」

 前コラムでは、「歴史あるフェンウェイ・パークで氷の巨大コースを造っても大丈夫だったのか」を、関係者らに尋ねてまわったが、球場のスタッフやファンにも聞いてみた。  得られた反応は、誰もがウェルカムで肯定的。むしろ興奮気味に、「すごいよね、実際に巨大コースをこうして見ると迫力がある」「クレイジーな競技だよな。見るぶんには面白いけれど、やっている選手たちの気がしれないよ(笑)」と嬉しそうなくらいだ。

大人気の5階席からの眺め

 聞けば、フェンウェイ・パークにおける別競技の開催についても、昔からアメフトやサッカー、NHLにスノーボードのイベントなど、様々な大会が実施されてきたようで、地元ファンにとっても抵抗はないそう。だから、こちらも構えていた「歴史ある球場にけしからん」という保守的な意見を言う人には、ついぞ出会えなかった。  おそらく若い人が多く、コアな野球ファンよりライトなファン層が多かったというのもあるだろう。だが、それは若年層に野球ファンが減少しているアメリカはもちろん、球場側にとっても、若者をターゲット層に据えているレッドブルにとっても、“ウィンウィン”だったに違いない。  トラック設営の責任者マーク・ヴァン・デル・スラウスさんは、こうも言っていた。 「たくさんのボストンの人が来るし、たくさんの野球ファンも来るだろうね。融合がすばらしい大会になると思うよ」  事実、出場選手たちも、あまりベースボールには明るくないと言いながら、フェンウェイ・パークに“ハマった”という。
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ダウンヒルに参戦した安床武士選手選手は…
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