定年後の再就職、うまくいく人/いかない人の違いは? 70歳まで働くための3か条
となると、先が見えている人は50代から動き出すのが妥当か。実際に郡山氏の元に集まる求人も、ここ2、3年で50代を歓迎する企業が増えているという。
「理由は圧倒的な人材不足です。一昔前までは50代前半がボーダーラインでガクッと求人が減っていました。でも今は違う。今後さらにボーダーは上昇するでしょう」
そして郡山氏は、人生の後半戦を充実させ楽しむ秘訣をこう語る。
「45歳までのファーストハーフが競争社会なら、セカンドハーフはさまざまなことから解放されて、ゆとりが生まれる。いつまでも前半戦の価値観を引きずっていると、後半戦で思わぬ落とし穴にハマりかねない。小さなことにも幸せを感じ充実感を得られる、そんな後半戦を過ごしてください」
<70歳まで働くための3か条>
・会社の雇用延長制度に安易に飛びつかない
・定年前の肩書や収入にいつまでもこだわらない
・実務に加えて指導もできる「実務コンサル」を目指す
【郡山史郎氏】「CEAFOM」代表
ソニー常務取締役などを歴任した後、’04年に人材紹介業を営む同社を設立。中高年を中心に3000人以上の再就職をサポート
<取材・文/週刊SPA!編集部>
― [70歳まで働く]超実践ガイド ―
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