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65歳以上限定の美女コンテストが開催。グランプリは土浦市在住の88歳

受賞直後の遠藤さんを直撃!

――グランプリ受賞おめでとうございます。今回、美寿コンテストに応募したきっかけはなんですか? 遠藤:ありがとうございます。実は私が応募したのではなくて、娘が応募してくれました。グランプリを取るとは想像もしていなかったので、今でも驚いています。 ――鈴木その子さんとは長いお付き合いだそうですが、出会いのきっかけはなんですか? 遠藤:娘が大学に入学してからストレスを感じて食事を取れなくなり、その子先生のところに行ったことがきっかけです。娘の体調不良が治るならばと、その子先生のところに通いました。その子先生とは歳も近く、戦争経験などで共感する部分がありました。先生から食事方法以上に「生き方」を学びましたね。先生の生き方を学びつつ、自分で考えることが大切だと考えています。 ――スピーチのなかで「おしゃれをすること」が健康の秘訣とおっしゃっていましたが、今日のファッションのポイントは? 遠藤:娘が中学に入学するときに西武デパートで買ったワンピースです。その頃の服を今でも着ることができるということは、体型が変わっていないということですね。40年ぐらい前に勤めているときに実家の近くで音楽会の司会をやっていたのですが、そのときの服は今でも着ることができます。昨年10月に出演したピアノの発表会で音楽会の司会の頃の服を着ていて、みんなに「40年前の服を着ているの!?」と驚かれました。 ――いくつになっても健康で過ごしてこられた理由について教えてください。 遠藤:一本の筋を持って生きてきたので、この歳まで生きられたのかなと思います。これからも元気に生きていきたいですね。  88歳の遠藤さんだけではなく、対象年齢の下限である「65歳」を多く上回るファイナリストが数多く誕生した本コンテスト。年を重ねてなお、生き生きと毎日を過ごす先達から学ぶことは性別を問わず、少なくないはずだ。 <取材・文/井上紗希 撮影/山田耕司>
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