「一日中、家でゴロゴロ」は逆に疲れる!やってはいけない休日の行動7つ

知らず知らずのうちに隙間時間を埋められ、平日は「24時間、戦えますか」状態の現代人。しかし、休日に寝ているだけでは、疲労は蓄積するばかり。“休み下手”な日本人の溜め込んだ疲労を吹き飛ばす休養法を手に入れ、「休む」を改革せよ!

【NG行動①】家で一日ゴロゴロ

土日で回復する[最強の休息法]疲労困憊で週末はずっと家でゴロゴロという人は多いだろう。医学博士の片野秀樹氏は、これに強烈なダメ出しをする。 「動けないほど疲れてしまっている場合は睡眠を優先すべきですし、家でゆっくり過ごすことはスタンダードな休み方です。ただし、疲労回復には血液を全身に回す必要があります。ゴロゴロしていては血流が滞り、余計に疲れてしまいます。運動とまでいかなくても、少し歩きに外に出るなど、軽微な動きで血行を良くすることを意識すべきです」 また、自身の自律神経の状態への理解も重要だ。 「自動車のアクセルにたとえられる交感神経と、ブレーキ役の副交感神経ですが、昼からゴロゴロしてしまう人は副交感神経が優位になっている場合が多い。意識的にアクセルを踏むことを心がけましょう」(片野氏) 【まとめ】攻めの外出こそ最大の休養

【NG行動②】1泊2日の温泉旅行

湯治という言葉があるように、温泉は疲労回復に効果があるのは間違いない。ただし、入り方によっては疲労感が増すことも? 片野氏が解説する。 「40℃以下のぬるめのお湯にゆっくり浸かるだけなら血行促進など効果は絶大ですが、42℃以上の熱いお湯に入ると交感神経を高め、入眠前は悪影響になります」 また、1泊2日程度では、“慣れない土地”への弾丸旅行は、かえってストレスになることも……。 「やはり観光、温泉、食事など時間に追われ、自分のペースで動けないのは常に体がこわばった“緊張状態”になり心身がまったく休まっていない。リフレッシュのためには、時間に余裕の持てる近場にしたり、自分に合ったペースで回れるように、旅程を組みましょう」(片野氏) 【まとめ】熱い温泉は昼間に入るべし

【NG行動③】栄養ドリンクを飲む