普段は社会福祉士、“美魔女グランプリ”村田優美41歳の内面から出る美しさ
「第8回 国民的美魔女コンテスト」でグランプリを受賞した村田優美さん(41歳)。年齢を感じさせない美しさをもつ女性を“美魔女”として発掘することを目的に、ファッション雑誌『美ST』(光文社)が2010年から主催している同コンテストだが、9月29日(土)に丸ビルホールにて行われた今年の最終選考会。
水着審査を経て、自己アピールタイムの際に村田さんが披露したのは、インド北西部のラジャスタン地方で伝統的に踊られているという「ラジャスタニダンス」だった。
「私は18年間、介護福祉の仕事をしています。そのなかで、私たちの笑顔はまわりの人たちを幸せにできると日々実感しています」
そう告げたのち、まさに天使のような笑顔で華麗に舞う村田さん。審査員はもちろん、会場を訪れた人たちを魅了していた。
もともと体を動かすことが好きで、4年ほど前からベリーダンスにハマっているという村田さん。今回の審査で披露したのはインドのラジャスタニダンスだ。
さて、かつてインドを2か月近く放浪していた記者。インド北西部の砂漠地帯ラジャスタンは、パキスタンとの国境を接する。ヨーロッパをはじめ、世界中に散在する民族ジプシーのルーツがあるとも言われている。ラジャスタニダンスは、現地の民族舞踊だ。ラジャスタンは、インドでもっとも大きな州。絶大な富と権力を誇った王族のマハラジャがいまでも多く暮らしており、まるでファンタジーの世界を彷彿させる宮殿などが現存している。
広大な砂漠と鮮やかな色彩の伝統衣装や建築物。赤砂岩で作られたピンクの建物が広がる州都ジャイプールは、“ピンクシティ”と呼ばれる。また、旧市街の建物が青色で統一された“ブルーシティ”ことジョードプルなど、「幻想的でエキゾチック」の形容詞で知られる人気の観光エリアでもある。
外面と内面のバランスが黄金比を迎えるとも言われている40代。普段は社会福祉士として働く村田さんの内面からにじみ出る満面の笑顔。水着、インドの伝統衣装、そしてドレス。どの姿を見ても「美しすぎる」外面。今回、その結果がグランプリという形に結びついたことは言うまでもないだろう。
・グランプリ:村田優美(41歳)
・準グランプリ:山崎麗子(49歳)
・Web賞:遠藤陽子(47歳)
・輝く美魔女賞:浅川加恵(44歳)
・温美魔女賞:鈴木久美子(40歳)
<取材・文/藤井敦年、撮影/土谷耕二>明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
美魔女グランプリ・村田優美(41)が魅せたラジャスタニダンス
「第8回 国民的美魔女コンテスト」最終選考会結果
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