1000万円を荒稼ぎしたパパ活女子、内田有紀似の大学生が高収入のワケ
「数回デートをした相手で私も油断してたんですが、ホテルで行為後、シャワーしている間に逃げられたことがあるんです」
しかし、転んでもただでは起きなかった。
「このまま泣き寝入りだけはしたくなかったので、その足で警察に駆け込みました。やり逃げされたと主張しても警察は相手にしてくれないので、レイプされたと主張したんです。被害届が受理されて捜査が始まった途端、男はパパ活をしていることが奥さんや会社にバレてしまうのを恐れたのか、示談を持ちかけてきて。結局、その男とは60万円で示談が成立して復讐を果たしました(笑)。示談金交渉には法テラスの『民事法律扶助』を利用したので弁護士費用もかからずに済んだんですよ」
「大学院進学と留学のためにはパパ活をするしかなかった」と話すのは、都内の有名私立大学大学院生のカナさん(24歳)だ。
「お金が工面できないために、やりたいことを諦めなきゃいけないのは悔しかった。今、進学・留学費用合わせて400万円の奨学金を借りています。でもアルバイトをしたら大学院での研究時間が取れない。私にとってパパ活って、学ぶために援助してくれた“奨学金そのもの”なんです」
カナさんは月2回で20万円という条件で“太パパ”と会っている。
「10代の頃は遊びまくってメンヘラビッチだったから、体の関係になることはあまり抵抗がありませんでした。まあ、長くて30分我慢してるだけなんで。月に1時間我慢すれば20万円もらえると思えば楽勝です(笑)。ただ、私は突出してかわいいわけではなく、何が秀でているか考えると頭しかない。だから、会う前は必ず勉強していきます。経営者の方なら最近のニュースを見て勉強したり、囲碁が趣味の方だったら囲碁の話題も押さえています。相手にいかに合わせられるか、事前の情報収集こそが勝負だと思っています」
パパに対する不義理の裏で、研究熱心さも忘れない。そんなところが、長く太い関係を続けられる理由なのかもしれない。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
― [二極化するパパ活]最前線 ―
パパ活は、学ぶ機会をくれた奨学金そのもの
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