大人の香りに衝撃を受けたあの日…『悪魔城ドラキュラ』初期傑作選
今回の収録作品8作品を見ていきましょう。
(1) 悪魔城ドラキュラ(1993年・ファミコン ※初代のファミコン移植版)
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
(2) 『Castlevania II Simon’s Quest』(1988年・NES ※『ドラキュラII 呪いの封印』の北米版)
(3) 『ドラキュラ伝説』(1989年・ゲームボーイ)
(4) 『悪魔城伝説』(1989年・ファミコン)
(5) 『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』(1990年・ファミコン)
(6) 『ドラキュラ伝説II』(1991年・ゲームボーイ)
(7) 『悪魔城ドラキュラ』(1991年・スーパーファミコン ※初代のスーファミ向けリメイク)
(8) 『VAMPIRE KILLER』(1994年・メガドライブ)
ファミコン3作目でシリーズ屈指の人気作『悪魔城伝説』もしっかり収録されています。シリーズの番外編『悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん』は、コミカルな世界観でセルフパロディ満載。メガドライブミニに収録決定で話題となったプレミアソフト『VAMPIRE KILLER』もファンには嬉しいところ。ゲームボーイ『ドラキュラ伝説II』は、白黒であることを忘れさせるデキの良さで、隠れた名作と評される1本です。
おまけとして「悪魔城ドラキュラ秘史 三日月の書」も収録。「キーパーソンインタビュー」や各タイトルの秘蔵開発資料など、シリーズの歴史をたどれるボーナスブックとなっています。
初期『悪魔城ドラキュラ』シリーズに衝撃を受けたアラフォー、アラフィフにとっては、当時の思い出を振り返りながら懐かしく遊べること間違いなし。
ちなみに本作はコナミグループ50周年を記念した『アニバーサリーコレクション』の第2弾。第1弾『アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション』はすでに発売中、第3弾『魂斗羅 アニバーサリーコレクション』は2019年発売予定。テレビゲームも歴史を積み重ねてきました。
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