日本ダービー穴予想 大本命サートゥルナーリアの弱点につけ入る2頭は?
26日に行われる日本ダービーだが、デビューから負けなし4連勝の6番サートゥルナーリアが断然の人気となっている。しかし、前走皐月賞で騎乗していたルメール騎手は騎乗停止中のため鞍上はオーストラリアから短期免許でやってきた25歳のダミアン・レーン騎手となった。だが、そのレーン騎手はすでに重賞3賞。うち1つはヴィクトリアマイルで、すでに日本G1を勝っている。どこに不安要素があるのだろうか……。世間の評価も「サートゥルナーリア本命は仕方なし」といった感じだ。
しかし勝SPA!取材班は諦めない。レーン騎手が上手いとしても、初騎乗であることに変わりはない。唯一の不安要素はココだと決めて穴を探すことにした。
サートゥルナーリアの不安要素がレーン騎手の初騎乗であるとするならば、レーン騎手の弱点を知ることだと考えた勝SPA!取材班は、ダービーにおいてレーン騎手の不安要素を考えてみた。
今回、出走馬に対して初騎乗となるのは5組もいる。正直、これだけでは「よくあること」だ。しかし、レーン騎手だけに言えることを1つ発見した。それは「初騎乗のサートゥルナーリアだけではなくダービー出走全馬に乗ったことがない」ことだ。
短期免許なのだから当たり前ではあるが、レーン騎手はサートゥルナーリア以外の17頭にもレースで騎乗した経験がない。他馬の実力・走り方はビデオでは研究しているだろうが、やはり実際騎乗していない以上、他馬の動きが想定とズレる……のではなかろうか。
そんなレーン騎手とは真逆……つまり自身がダービーで騎乗する馬以外のダービー出走馬に騎乗した経験の多い騎手ならば、巧みにレースを支配してサートゥルナーリアを逆転できる候補になりうるのでは……。そこで今回、ダービー騎乗騎手が騎乗する馬以外のダービー出走馬に騎乗した回数上位をランキングしてみた。
<ダービー出走他馬騎乗回数ランキング>
1位 福永祐一 6回(リオンリオン5回、アドマイヤジャスタ1回)
2位 池添謙一 5回(メイショウテンゲン5回)
3位 M.デムーロ 4回(サートゥルナーリア3回、クラージュゲリエ1回)
注目したいのは1位の福永祐一騎手と、3位のM.デムーロ騎手だ。
大本命につけ入るには今回のメンバーを熟知した騎手
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