更新日:2019年06月07日 22:36
ライフ

今さら聞けない「アードベッグ」の魅力 深みがある世界観はほかにはない…

アードベッグ・デー2019で披露された限定品の味わいは?

 アードベッグ・デー2019の会場は、代官山のモンスーンカフェでした。カーニバルにぴったりの会場で、中央には演奏ステージが。トリニダード・トバゴの美しい音色を奏でるスティールパン・バンド、STARS ON PANの演奏が披露されました。  そして、紹介された今年の限定品は「アードベッグ ドラム」でした。アルコール度数は46度と限定品にしては低めです。そしてなんと、ラム樽フィニッシュしているとのこと。熟成期間などは非公開でしたが、デメララの樽を使用しているそうです。1杯だけ試飲できたので、さっそくいただきました。  香りも味もがっつりラム酒のイメージがあります。もちろん、アードベッグですが、その印象を薄くするほどラムが強く、とてもユニークな味わいです。ストレートでゆっくり飲んでいると、複雑な美味しさが広がり、楽しめます。

会場では、STARS ON PANの演奏で本場のカーニバルを楽しめました

 希望小売価格は1万2960円で、6月1日発売。とはいえ、すでにほとんど売れてしまっているようです。入荷しているバーは多いので、見かけたらぜひチャレンジしてください。限定ボトルなので、なくなったら終わりです。もちろん、原価BARにも入荷します。

ラム樽フィニッシュの限定ボトル「アードベッグ ドラム」

 ちなみに、現場では「スランジヴァー」といって乾杯していました。筆者も気恥ずかしいながらも、「スランジヴァー」で乾杯。これはゲール語で、「健やかに!」といった意味で乾杯の挨拶として使われています。正確な発音とはほど遠いのですが、細かいことをお酒の場で気にしても仕方ありません。本日のスコッチウイスキーでの乾杯のかけ声は、「スランジヴァー」でぜひ!
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
1
2
おすすめ記事