更新日:2023年03月28日 09:38
ニュース

「G20」の豪華めしと酒。取材記者の無料食い倒れレポート

大阪人には馴染みの「冷やし飴」

 とりあえず、これで昼の腹ごしらえは済んだ。が、今度は何か飲み物が欲しくなってくる。そんなことを思案している筆者の目に飛び込んだのが、『カタシモのひやしあめ』という飲み物だ。
G20

冷やし飴

 大阪ではお馴染みの飲み物であるが、先述の通り筆者は静岡生まれ神奈川育ち。カタシモのひやしあめというものには、残念ながら縁のない人生を送ってきた。だから、ここでの試飲は筆者にとっての「冷やし飴デビュー」である。  カタシモのひやしあめに使われている甘味料は、黒糖である。現代人の舌は完全に白糖慣れしているから、むしろ黒糖の甘さが新鮮にも思える。また、風邪を引いている時にはありがたいであろう生姜も加えられ、鼻孔を突き抜けるような風味がそこにはある。  「冷やし飴」という名から連想する事前のイメージとは違い、口の中のベタつきはまったくない。ジュースとして躊躇なく飲めるものだ。

地域物産PRの舞台

 インテックス大阪では、メディア関係者向けの日本酒の試飲会場も設けられている。 日本酒 G20は世界各国の首脳が一堂に会する場でもあるが、開催国の農産物事業者にとっては「おらが町の特産品」を各国のメディアにアピールする唯一無二の晴れ舞台なのだ。だからこその無料提供である。  此度のG20は、大阪という都市に相応しく「食い倒れ」の要素を多分に含んだ国際的イベントでもあるのだ。<取材・文・撮影/澤田真一>
ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ