更新日:2023年03月28日 10:38
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夏のニオイ対策、効果的なのは? ワキを制汗シートで拭く vs 下着を着替える…

③ワキの下のニオイ対決「制汗シートで拭く vs 下着を着替える」

夏オヤジの悪臭 もし、暑い日の通勤や外回りでワキの下が蒸れ蒸れになったら、すみやかに制汗シートでワキの下を拭くようにしてほしい。 「臭いの発生源となる菌をいかに殺すかが重要なので、制汗シートは、できれば除菌効果のあるものを選んでください。菌の増殖を抑えるのが肝なので、可能なら蒸れる日や汗をたくさんかいた日はマメに拭きましょう」(松林氏) 夏オヤジの悪臭 一方の着替えは、菌が付着した下着を替えるのはいいが、ワキの下に菌が残ったままなのが問題。新しい下着に再び菌が付着し、その菌が繁殖してクサくなり……と堂々巡りになってしまう。汗で濡れた下着はもちろん替えたほうがいいが、できれば制汗シートで拭いたうえで着替えよう。 ★win★ 制汗シートで拭く

④シャツのニオイ対決「汗を丁寧に拭く vs 汗で濡れた服をクーラーや扇子で乾かす」

夏オヤジの悪臭 汗で濡れた服を放置すると、どんどん雑菌が繁殖して臭いがキツくなるのは前述したとおり。では、汗で首元や胸元が湿りがちなシャツの場合、極力、汗がつかないように汗を丁寧に拭くのと、クーラーや扇子の風ですみやかに乾かすのと、どちらがいいのか? 夏オヤジの悪臭「乾かすのは効果的ですが、クーラーや扇子のみで雑菌の繁殖を抑えるほど早くしっかり乾かすのは難しい。最初から汗を拭くほうが手っ取り早いですね。ただ、汗は蒸発するときに気化熱で体温を下げてくれるので、汗を拭きすぎると体温が下がらずさらに汗が出てしまいます。肌が完全に乾かないよう、濡れタオルで拭くのがベストです」(松林氏)  濡れタオルは保存用ポリ袋などに入れ、使用後は必ず洗面所で水洗いをして清潔に保つべし。 ★win★ 汗を丁寧に拭く 【松林宏治氏】 臭気判定士。消臭脱臭専門会社「共生エアテクノ」代表取締役。工場の臭気対策から日常のトラブルまで、あらゆるニオイ事件を解決するプロフェッショナル。通称「におい刑事(デカ)」としてテレビや雑誌等に多数出演。著書に『ニオイで女性に嫌われない方法』(インプレス) 取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/山川修司 モデル/安住啓太郎
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