スポーツ

ダルビッシュ大絶賛の選手も。夏の甲子園で注目の選手たち

東の強豪が誇る強打の2年生トリオ! 東海大相模・鵜沼魁斗・山村崇嘉・西川僚祐(2年生)

 夏の神奈川県予選でチームが放ったホームラン11本のうち、なんと8本をこの強打2年生トリオがマークした。まず、右投げ右打ちの外野手で1番を打つ鵜沼が予選で3本塁打。この鵜沼は小柄だが、積極的なバッテングで高校通算打率は4割6厘、通算本塁打は22本をマークしており、他校なら3or4番を打ってもおかしくない長打力の持ち主だ。  4番に座る山村は左打席の強いスイングから数々の長打を放つ天性の長距離打者。高校通算打率は4割8分4厘、通算本塁打は38本を誇っている。この夏の予選でもその打棒は4割8分1厘、3本塁打、17打点をマークし、チームを4年ぶりの夏の甲子園へと導く大活躍を見せた。普段は一塁手だが、投手としての才能も非凡でMAXは140キロを計測している。  最後に7番ながら今夏の神奈川県予選で打率4割2分9厘、2本塁打と大活躍の西川。右投げ右打ちの外野手で、高校通算本塁打はすでに42本。186センチと堂々たる体格から放たれる打球はとても下位打線にいるとは思えない飛距離を誇る。打者としてのタイプは三者三様だが、いずれ劣らぬ強打者3人。他校投手陣にとっては脅威である。

名門の4番にいきなり座ったスーパー1年生 智弁和歌山・徳丸天晴(1年生)

 甲子園春夏通算3度の優勝を誇る智弁和歌山。そんな名門の4番にこの春入学したばかりの1年生が座っている。黒川史陽主将や強打の捕手・東妻純平といった5季連続甲子園出場を果たしたドラフト候補選手を差し置いて主砲の座を任されたのは徳丸天晴。  右投げ右打ちの外野手で夏の和歌山県予選では5試合すべてでヒットを放ち、18打数9安打の打率5割、1本塁打、7打点と、その名の通り、まさに“あっぱれ”な打撃を見せた。強く振り切るスイングから放たれる打球の飛距離が魅力。また、守っても強肩で広い甲子園で大暴れする姿が楽しみ。順調に育てば2年後のドラフトで上位指名確実だろう。
甲子園

写真はイメージ

 そのほかに注目選手を挙げるならば、投手では東東京大会で登板した3試合すべてで完封をやってのけた関東一の最速147キロ右腕・谷幸之助(3年生)。打者では花咲徳栄(埼玉)の強力打線を引っ張る4番・井上朋也、3番・韮沢雄也に注目。特に3番を任されている韮沢はクセのないスイングからシュアなバッティングを披露する左の好打者。守っても球際に強いショートで、まさにチームの中心選手。これらの選手に注目し、熱戦を楽しんでほしい。<文/上杉純也>
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