【お願い上手】な人のメールの書き方
急に振られた仕事を同僚に手伝ってもらいたい。こんなとき、どのようなメールを送れば波風立てずに、心地よく引き受けてもらえるのか?
「頼みごとをするときには、逃げ道を用意しながらも相手が断りにくくなりそうな文章を入れるのが、大人力の高い文章。要は相手が喜びそうな、相手の期待に添う文章をつくることが大事なんです」というのは、コラムニストで大人力の専門家、石原壮一郎氏。石原氏が例示してくれたのが以下の文だ。
(仕事の手伝いのお願いをメールするとき)
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今日の夜、残業つき合ってくれないかな?
都合が悪かったり、気が乗らなかったら断ってくれてもいいんだけど。
この仕事は、いつも面白いアイデアを出す○○さんの発想力がないとこなせなさそうだから、ぜひ手伝ってもらえると嬉しいです!
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このような文章を書く場合、単に頼みごとだけを書くと断られやすい。「頼みごとの際には『無理だったら断ってくれてもいい』と相手に逃げ道を作ってあげるのが大人。ただ、持ち上げて逃げられないようにする、相手を追い詰める文章も忘れずに」(石原氏)。
ちょっとした工夫と配慮で相手の対応が大きく変わるのならば、今一度自分の書く文章を見直してもいいのではないか。SPA!2/28発売号「どんなにバカでも文章が上達する13の秘義」では、大人として身につけておきたい文章のコツを紹介している。「文章はどうも苦手で……」という読者に、ぜひご一読いただきたい。 <文/週刊SPA!編集部>
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