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「4年前の今日は雷を落とされていた」ラグビーW杯日本代表が思わずポロリ…スポーツ史上最大の番狂わせの裏側

あの奇跡から丸4年、思わず明かしたこととは……

 スクラムやラインアウトで中心的な役割を担うHO(フッカー)の堀江翔太(33歳)は3度目のW杯出場となるだけに、自国開催の有り難さを痛感したようで、「周りの環境には慣れているので、とくにご飯や空き時間(の過ごし方)はすごく楽」と開催国の有利さを強調する一方、「便利すぎて……海外に行くとみんなで集まってご飯とか行って、いろいろ話をするが、ここだと個々(の動き)になる」と思わぬチームワークへの影響を口にした。

タックルやスクラムなどFWの要、堀江翔太(中央)

 この日は奇しくも、イングランド大会で日本が南アフリカを下し「スポーツ史上最大の番狂わせ」と呼ばれる大逆転劇を演じた’15年9月19日から4年。その大会でもピッチに立っていた堀江はその感想を聞かれると、 「あまり昔のことは、これといって感慨はないが、南ア戦のキャプテンズランでは(エディー・ジョーンズ前ヘッドコーチに)怒られたということは覚えている」とお茶目な笑みを浮かべ、「リーチ(マイケル)が怒られていたのを、横で『大丈夫だよ』と慰めていたのを覚えています。今日のキャプテンズランを(怒られずに)無事終えられてよかった(笑)」と、世紀の一戦の前にあった”ドラマ”を明かし、報道陣を笑わせた。  “奇跡の一戦”から丸4年、明日のロシア戦では再び日本を感動の渦に飲み込めるか。注目のゲームは19:45キックオフだ。

キャプテンズランに向かう報道陣。100人超が集まった

【最新レポート】⇒「日刊SPA!」ではラグビーW杯日本大会の情報を大会期間中お伝えします。 取材・文/遠藤修哉(本誌)
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