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反町隆史のヤンチャだったポイズン時代。硬派俳優へ転換したのはいつ?

 芸能界でもトップクラスの男前俳優・反町隆史が、11月2日にラジオ『KEN RADIO』(ニッポン放送)のトーク内で自身の代表曲『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』について、「我ながらいい詞だな」「昔の学生時代の事だったり、その頃思っていた大人に対する気持ちとか世間に対する気持ちを書いた」と振り返った。
反町

画像は、オフィシャルサイトより

 反町といえば、近年では『相棒』(テレビ朝日系)で、水谷豊演じる人気キャラ・杉下右京の相棒役などが印象的だ。今年で5年目を迎えた同役のように、硬派で男前な印象が強い。だが、90年代などは『GTO』(フジテレビ系)での破天荒教師役など、やんちゃなキャラクターを多く演じ、人気を誇ってきた。  今回は、人気衰えぬイケメン俳優・反町隆史の今と昔を、ドラマでのやんちゃキャラ時代、そして現在の硬派なエピソードとともに振り返って見よう。

知られざる過去!? 実は中三の頃にジャニーズに在籍していた

 現在は硬派なイメージの反町だが、デビュー当時である中学三年生の頃には、なんと本名名義でジャニーズ事務所に所属していたのをご存知だっただろうか。光GENJIのバックダンサーである「平家派」というグループに所属していたそうだ。  16歳のときにはジャニーズを離れ、モデル事務所に所属。ファッションモデルとして『MEN’S NON-NO』の表紙を飾るなど活躍し、17歳でパリ・コレクションにも出演を果たすなど、モデルとしてその才能を開花させていった。  そして1994年に、現在も所属する大手芸能事務所・研音に移籍。芸名も現在の反町隆史に改名し、ホームドラマ『毎度ゴメンなさぁい』(TBS系)の息子役として俳優デビュー。ここから俳優として大成していくこととなる。

『ビーチボーイズ』で竹野内豊と共演、『GTO』で元暴走族の教師役

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反町が一躍、本格派イケメン俳優として人気を確立していく契機となったドラマ『ビーチボーイズ』(『ビーチボーイズDVD BOX』パッケージ写真より)

 その後、1997年に放送の月9ドラマ『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)で、竹野内豊とダブル主演を務めて人気が加速。  当時、イケメン二人の友情や恋路を描いたこのドラマの人気はすさまじく、ファンも反町隆史派と竹野内豊派で分かれることも多かった。本作でヒロインの一人を演じた原沙知絵と反町は、今年の11月に放送されたラジオ番組『KEN RADIO』(ニッポン放送)で再共演。反町が「竹野内と俺、どっち派だった?」と直球な質問を投げかけると、原が「ぶっちゃけ広海(反町の役)ですよ」と22年越しの告白をした場面もあったようだ。  『ビーチボーイズ』の人気に続くように、翌年に主演を務めたドラマ『GTO』(フジテレビ系)が大ブレイク。元暴走族で高校教師の鬼塚英吉が、いじめや家庭問題などを持ち前の熱血ぶりで解決していく本作は、その破天荒な役柄と反町隆史の快演が見事にはまり、彼の人気を不動のものにしたと言っていいだろう。

『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』が大ヒット!

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『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』はドラマ『GT0』の主題歌だった(『GTOオリジナル・サウンドトラック』よりジャケット写真)

 俳優業の傍らで歌手としても活動していた反町。1997年にシングル『Forever』で『第48回NHK紅白歌合戦』に出場を果たした。さらに1998年には氷室京介が楽曲提供し、本人が作詞を担当した『POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~』をリリース。前述の主演ドラマ『GTO』(フジテレビ系)とのタイアップもあり、大ヒット曲となった。  そのキャッチーなサビは聴く者の耳に残り、大流行。そのどことなく尾崎豊のようなやんちゃな歌詞の印象、そしてドラマでの破天荒な役柄が相まって、当時の反町には“やんちゃ”なイメージがついていったのかもしれない。
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