更新日:2019年11月27日 20:57
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「付き合う男を変えたら薬物ヤメられた」覚せい剤、MDMA…元薬物中毒だった主婦の告白

さまざまな違法薬物に手を染めた

男

その後、裕子さんは付き合った男といっしょに様々な違法薬物に堕ちていく。※画像はイメージです

 一般的に覚せい剤は中毒性があると言われているが、2年も続けていたにも関わらず、急にヤメられるものなのだろうか? 「私には直接の“ツテ”がなかったんです。それに、無いなら無いで大丈夫だった。体重も痩せてからキープできていたんで、自然とヤメられました。依存してどこか壊れていく先輩を見て『クスリって怖い』と思った反面、私みたいに依存しないでも平気な人もいるんだなって」  覚せい剤の中毒にはならなかったと話す祐子さんだが、案の定とも言うべきか。またしても違法薬物に手を出してしまう。 「26歳の時にデリヘルで働くようになって、客として来た男にひと目惚れして付き合うことになったんです。彼はクスリが大好きで、初めて彼の家に行った時に“合法ハーブ”を使ってSEXしました。いわゆる“キメセク”ですね。すっかりキメセクにハマってしまって、お互いの家やラブホでキメセクばかりしていました」  だが、しばらくして2人は合法ハーブでは効果を感じなくなってしまったという。  今から5~6年前、繁華街の雑貨店で合法ハーブは“お香”などと称されて堂々と販売されていた。しかし、使用者の事故が絶えず、社会問題となった。法の規制が曖昧だった類似物質を含めて包括規制が導入され、合法ハーブなどは“脱法ドラッグ”と呼称されるようになり、幅広く取り締まられるようになった。そのタイミングで彼氏と一緒に断とうとしたが……。 「本当に薬物をヤメようとしたんですけど、運が良いんだか悪いんだか彼氏の友達のツテで手に入るようになったんです。大麻から始まり、紙、話題のMDMAもやりました」  紙とはLSDのことを指す。成分が紙に染み込まれていることからそう呼ばれているそうだ。  そして、祐子さんはさまざまな違法薬物を使った時の状況を生々しく語った。本人は「薬物中毒ではなかった」と話すが、客観的に見れば薬物中毒に違いなかった。2人は「大麻は常に吸っていた」 そうだ。彼に関しては1人でもやってしまうほどハマッていたという。
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違法薬物は付き合う男や環境が大きい
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