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たった300円で新幹線に乗車できる区間がある? 実際に乗ってみた

さらに安い片道250円で乗車できる区間も

 博多駅行きの列車は、朝の通勤・通学の時間帯を除き、1時間に1本と少なくやや不便(※博多南駅行きは7時台、16時以降を除き、1時間1本)。それでも8両、ないし16両編成のため、どんなに混んでいてもほぼ必ず座ることができるのはありがたい。  ほかにも新幹線の激安乗車区間には、上越新幹線の支線である「越後湯沢駅~ガーラ湯沢駅」(1.8キロ)の片道250円(運賃150円、特急券100)があるが、こちらはスキー場であるガーラ湯沢に合わせて冬季のみ営業の臨時駅。通勤・通学用に使え、大都市の中心駅に乗り入れている点を考えると、博多南線のほうが利便性は高いが、この値段で乗れるのは魅力。  どちらも旅行や帰省で近くを訪れる機会があれば、ちょっと足を延ばしてみるのもいいかもしれない。<TEXT/高島昌俊>
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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