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脳の衰えを感じたら! 年末年始は『脳トレ』の新作で脳のリフレッシュ

『脳トレ』最新作は、2012年に3DSで発売された『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング(鬼トレ)』から7年ぶりの登場。今回もタイトル通り、おなじみの川島隆太教授が監修しています。
 モードは、素早く計算して答えを書く「計算100」や一瞬だけ表示される数字の場所を覚えて小さい順にタッチしていく「瞬間記憶」など以前からのメニューを厳選収録しているほか、Nintendo Switchならではのトレーニングも搭載(※Nintendo Switch Liteでは、Joy-Con機能を使った新規メニューは遊べません)。  Joy-ConのモーションIRカメラで指の動きを認識する「指で脳トレ」モードの「指計算」は、画面に次々と表示される計算問題の答えを素早く0~5までのハンドサインで答えていくというもの。指を動かすことは脳の血流量をアップさせるという研究結果もあり、いかにも脳に効きそうです。

最新作には指を動かす脳トレも収録

 また、Joy-Conをおすそわけして遊ぶ「対戦脳トレ」も収録。「野鳥数え」は画面内の鳥の数をできるだけ速く数え、正確に答えたほうが勝ち。「旗振り」は見本の旗の振り方を覚え、その通りに旗を振る対決。家族で競い合うことで、より脳の活性化が期待できそうです。1週間に1度開催の「世界一斉脳トレ大会」もアップデートで追加予定。大会翌日に「世界ランキング」と「同世代ランキング」が発表されるとのこと。こちらも楽しみです。 『脳トレ』シリーズがヒットしたのは、「脳の老化防止」をうたってシニア層に働きかけたから。初代の発売時には敬老の日にピッタリのプレゼントとしてメディアにも盛んに取り上げられました。今回の新作は、タッチペンがセットになったパッケージ版が3480円(+税)と価格的にも手頃。「ニンテンドーアカウント」に登録していると、ファミリーの記録を1日1回メールで受け取ることができ、遠くにいる家族のトレーニングの様子がわかる機能もあります。帰省の際の両親への手みやげにいいかもしれません。
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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