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位置ゲーム『マインクラフト アース』がイマイチな3つの理由

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

Minecraft Earth(早期アクセス版) iOS、Android/Mojang/無料/配信中  11月20日に『Minecraft Earth(マインクラフト アース)』の早期アクセス版が日本でも配信開始されました。2019年はウォーキング系位置情報ゲームの大作が相次いだ年。7月には『ハリー・ポッター:魔法同盟』、9月には『ドラゴンクエストウォーク』。そして今回『マインクラフト アース』が、ポスト『ポケモンGO』の座を狙って始動しました。  もともとスウェーデン発の『マインクラフト』は、ブロックでできた世界を冒険し素材を集め、道具や建物などをクラフトしていくモノ作りゲーム。インディーゲームとして出発しましたが、クラフトとサバイバルの自由度の高さが口コミで広まり大ヒット。開発元のMojangは25億ドルという大金でマイクロソフトに買収されました。今では『テトリス』を抜いて「世界で一番売れたゲーム」とされています。

Minecraft Earth(早期アクセス)

 ゲーム自体のブランド力は高く、日本でも10代20代の若い層を中心に圧倒的に支持され、有料アプリランキングのトップに長らく君臨しています。  今回の『マインクラフト アース』は、「冒険」と「建築」という要素を現実世界で楽しめるようにした位置情報&ARゲーム。ゲームを立ち上げるとブロックでできたフィールドが広がり、プレイヤーは実際に街を歩いて、岩や木、動物などのオブジェクトをタップして建築用の素材を集めていきます。  手持ちの素材は、用意された地形「ビルドプレート」に配置して建築を楽しむことができます。このビルドプレートのモードはAR必須で、現実の部屋や見慣れた風景に重なって、3Dブロックの建造物や動物が現れる様子は本作の醍醐味です。  また、フィールド上には光の柱が立っていて、その場所へ行くと「アドベンチャー」モードに切り替わります。ここでは敵と戦いながら地面を採掘しレアな素材を入手できます。

現実の地図を『マインクラフト』風に表示したフィールド

 基本無料でこれだけリッチなゲームが遊べるのはまさにマイクロソフトのパワー。しかし、今のところ『マインクラフト アース』の早期アクセス版の評判はやや芳しくありません。挙がっている不満点3つを見ていきましょう。
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『マインクラフト アース』3つの不満点とは?
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