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脳の衰えを感じたら! 年末年始は『脳トレ』の新作で脳のリフレッシュ

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

●東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング Nintendo Switch/任天堂/パッケージ版3480円(+税)、ダウンロード版2680円(+税)/12月27日  ニンテンドーDS時代に一世を風靡した『脳トレ』シリーズ最新作が、Nintendo Switch向けに12月27日に発売されます。書いた数字を認識してもらえずさらに慌てる「計算100」や、フェイントされてせっかく覚えていた家のなかの人数が真っ白になる「人数数え」など、一度はやったことがある人も多いでしょう。

Nintendo Switch版となる『脳トレ』新作。公式サイトより

 初代『脳を鍛える大人のDSトレーニング』は、ゲームに興味がなかった幅広い年齢層に遊んでもらおうと始まった任天堂のブランド「Touch! Generations」の中心的タイトルでした。まず2005年4月にゲームのなかで柴犬やダックスの子犬を世話する『nintendogs』が発売され、世界累計2396万本のメガヒット! その1月後の5月に『脳を鍛える大人のDSトレーニング』が発売され、こちらも世界累計1901万本の大ヒットとなりました。  この流れを受けて、任天堂から『やわらかあたま塾』『英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け』『マジック大全』『DS美文字トレーニング』などの趣味&学習系タイトルが次々リリース。サードパーティからも『漢検DS』がスマッシュヒットしました。

2005年発売のDS『nintendogs』の公式サイト

 最近のコンシューマではこういったタイトルは少なくなっていますが、RPGで筋トレする『リングフィット アドベンチャー』が品薄になるなど、再び自己鍛錬系ゲームに注目が集まりつつあります。ゲームで頭脳と体を鍛えることが2020年のトレンドになるかもしれません。
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いつものモードに加え、指で数字を表す新モードも!
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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