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グラドル引退、その前にひと言「枕を断っても仕事は干されない」

「こんなはずじゃなかった」向かった先は北海道

北海道

訪れた北海道で、今後の決断を下す(※写真は本人提供。以下同)

「もともとは恵比寿マスカッツの皆さんに憧れていたんです。グラビアでキラキラ輝いて、バラエティ番組でいじられたかった。こんなはずじゃなかったなって。これからどうしようって悩んでいた矢先に、北海道でYouTubeの仕事が入ったんです。1か月ぐらいかけてほぼキャンプ生活という。もう即決で行くことにしました」  蓮美さんはバイクが好きで、ハーレーダビッドソンを所有しているほど。北海道の真っ直ぐな道をハーレーで走るのが昔からの夢だったという。そんな夢が叶った感動と目の前に広がる大自然に涙が止まらなかったと語る。 「東京ではいろんな仕事を経験できたけど、30歳ぐらいから芸能界で何がやりたいのか見失い始めていた。もう特になかったのかもしれない。そんなタイミングで北海道に行ったから、すぐに戻りたくなって。そしたら、知り合いから『北海道でバイク関連の仕事をしないか?』って誘われたんです」  彼女にとって、もはや東京に留まる理由はなかったのだ。今後は北海道を拠点に生活することを決意した。 「すでにDVDの仕事が決まっていたので、自分の限界までやって、それを最後にグラビアを引退することにしました。そして、北海道で新しい自分に生まれ変わろうと思って」  これまでの東京生活を振り返って、順風満帆とは言えなかった蓮美さんだが、その表情は清々しいものだった。

ヘンな誘いや脅しに泣き寝入りする必要はない

 続けることも辞めることも勇気がいることだ。筆者は底辺グラドル兼ライターとして、まだまだ東京にしがみついていきたいと思っている。彼女が北海道の地で今以上に“キラキラ”と輝けることを心から祈っている。  ともあれ、グラドルに対するセクハラやパワハラがニュースで取り沙汰されることの多い昨今だが、東京で夢を見る若い女のコたちに向けて、蓮美さんは最後に伝えておきたいことがあるという。 「お金を搾取するような事務所なんて大体インチキだし、枕営業しなきゃ取れない仕事なんてない。もしも相手と寝たって、結局は仕事がもらえなかったなんて話は珍しくないから。また、『お前を業界から干す!』とか言う人に限って、本当は干す力なんてなかった。売れるかどうかはさておき、仕事なんていくらでもあったから。ぜんぜんビビる必要はないんです。ヘンな誘いや脅しも多い世界だけど、自分のことを大切に生きればいい。経験者の私が言うことだから間違いない!」 <取材・文/吉沢さりぃ 撮影/藤井厚年>ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。Twitter:@sally_y0720
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