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元祖[異色のジャニーズ]生田斗真の知られざるアイドル観

 2月15日から上演される劇団☆新感線『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』で、主人公の源九郎義経を演じる俳優・生田斗真。 劇場 昨年は大河ドラマ『いだてん』や主演ドラマ『俺の話は長い』が高い評価を受けるなど、俳優として数多くの舞台や映画、ドラマで個性的な光を放ち続けている。30代半ばという働き盛りの年齢になった彼の芝居への思い、そして仕事や人間関係のスタンスを尋ねた。

舞台に立っているときはとにかく楽しい

――今回の舞台は、昨年春の上演からおよそ1年弱のインターバルがありますが、いかがですか。 生田:去年やらせていただいたとき、「もうちょっとこういうふうにできたらいいな」とか「もうちょっとここは短くできますよね」とか、今年の公演に向けて意見を出し合ってきたので、一層、洗練されたものに仕上がるはずだと思っています。お芝居って面白いな、演劇って面白いなって教えてくれた方々なので、新感線の皆さんとどんな形であれ定期的に会えるのはとにかく嬉しいです。 ――公式ホームページなどには「準劇団員」とまで書かれてますね。 生田:願ったり叶ったりなくらい、すごいありがたいです。17歳で初めて新感線の舞台に出させていただいたとき、「演劇っておもろいやろ」ってみんなに言われているような感覚がしたんですよ。  当時は高校2年生で、大学に行くのか普通に就職するのかいろいろなことに迷ってた時期でもあったのですが、舞台に立ってるときはとにかく楽しくて。「これをやりながら大人になりたい」と心から思いました。新感線に出会ってなかったら本当に今、自分が何してるかわからないですね。 ――そこまで生田さんを魅了する新感線の舞台は、他と比べて具体的に何が違うのでしょうか。 生田:いのうえさんの演出方法って特殊で、稽古のときにご自身が動きも全部表現されて、振り付けみたいに僕らがその真似をするところから入るんです。最初の頃は訳もわからず言われたことをやってましたが、それでもお客さんの前でやったらドッと笑いが来る。でも次の日、昨日ウケたから頑張ってみようって自分なりにアレンジを加えてやるんだけど、全然ダメなんですよ。  何が違うのかもわからなかったし、変なスケベ心が出てしまっていたんでしょうね。そこで「原点に返ろう」と思い直したら、ちゃんと笑いが起きるんです。その連続で演劇が好きになっていったんです。それで芸能界にいようと決意し、いまだに続けていますから。
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たどり着いた“異色”という道
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週刊SPA!2/11・18合併号(2/4発売)

表紙の人/ 生田斗真

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