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謎の祭典「ノジュリンピック」の正体とは?野宿を世界に広めたい…

新人もベテランも平等

「野宿野郎」と「横浜お店のようなもの」を紹介するシール

「野宿野郎」と「横浜お店のようなもの」を紹介するシール

 かとうさんは高校1年生の頃、横浜~熱海への歩き旅の際に野宿デビュー。初体験から20年以上が経った今でも、週1回野宿している。「終電がなくなっても、外で寝ればいいんだと思うと気持ちが楽になる」。遠出の時には、寝袋を持ち歩くことを欠かさない。  野宿の良さを「積み重ねがなく、向上しない所。新人もベテランも平等です」と評する。気象条件や寝所の場所によって眠りの質が変わるのは皆等しく、個体差はほとんどないからだ。ほんのちょっとの勇気と寝袋さえあれば、誰でも始められる。夜空を眺めてみたり、お酒を飲みながらおしゃべりしたり。楽しむ要素は、満天の星空のように無限大だ。「初めの頃に感じた新鮮な楽しさは薄れ、私の場合は野宿が日常になっている」と話すかとうさん。祭典で目指すことはと尋ねると、 「ノジュリンピックで試しに一度野宿でもしてみるかと一歩踏み出す人がいたら、嬉しいです」  本番まであと残りわずか。実行委員長として計画実現に向け余念がない。<取材・文・撮影/カイロ連>
新聞記者兼ライター。スター・ウォーズのキャラクターと、冬の必需品「ホッカイロ」をこよなく愛すことから命名。「今」話題になっていることを自分なりに深掘りします。裁判、LGBTや在日コリアンといったマイノリティ、貧困問題などに関心あります。Twitter:@hokkairo_ren
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