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痔持ちが経験した海外旅行での悪夢。女の子にお尻を洗ってもらったら…

 拡大感染を見せる新型コロナウイルス。その影響もあり各航空会社では一部運休・減便などの対応も行われているが、学生にとってはそろそろ卒業旅行シーズンがやってくる。中には海外旅行するという人も多いと思うが、ある特定の人にとって気になるのはやはり旅先でのトイレ事情である。 「痔持ちなんだけど旅行をして平気?」「切れ痔なんだけどトイレが心配」など、色々と不安に思う人もいるだろう。そこで、今回は「痔持ちだけれど旅行が好き!」という先人たちに、旅先での苦労話や対策法などを教えてもらった。

1番怖いのは乱気流…ホテル選びも重要

 まず、話を聞いたのは都内のIT会社に勤める、慢性裂肛(切れ痔)持ちだというSさん(33歳)。出張でタイやマレーシアなど東南アジアにしょっちゅう行くというSさんは特にタイが好きで、年に1~2回は旅行しているというが……。
タイ

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「1度手術をしたのですが、飲酒したりすると痔が再発してしまうのでアジア出張や旅行のときはかなり気を使います。まず、機内でドーナツクッションは必須! それでも、離着陸のときは腰を浮かせておかないとお尻が痛いのでどんなに疲れていても絶対に起きています。あまりにも長時間の移動のときは、面倒くさいけどあえて乗り継ぎ便を使うことも。  フライト中に1番怖いのは乱気流で、揺れは怖いというよりも痛いんですよね。1度、フライト中に爆睡していたことがあったのですが、乱気流で激痛を感じてガバッ! と起きたらCAにすごい目で見られたことが。一緒に行っていた後輩も僕が突然起きたもんだからビックリしていましたよ……」  また、アジア旅行中や出張時、特に慎重になるのがホテル選びだという。
タイのトイレ。トイレ横に付いているノズルがウォッシュレットとなっているが水圧が強すぎると痔持ちには不評

タイのトイレ。トイレ横に付いているノズルがウォッシュレットとなっているが水圧が強すぎると痔持ちには不評

「タイのトイレって便器の横にノズルが付いていて、それをウォッシュレットとしてお尻を洗うのですが、とにかく水圧がヤバいんです。あんなの使ったら肛門が破裂してしまいますよ……。  なので絶対に、日本式ウォッシュレットがあるホテルしか泊まりません。友人達とタイのリゾート地に行ったときに、皆がビーチ沿いのコテージに宿泊している中、僕だけ町中のシティーホテルに泊まりましたからね。  でも、どうしてもウォッシュレットが付いていない部屋では、トイレ後に優しくペーパーで拭いてからシャワーで洗い流すようにしています。日本のトイレットペーパーと違って紙が分厚いので、強く拭くこともできないんですよ。外出先でも、ウォッシュレットの付いたトイレのあるデパートは必ず前もってチェックしておきますね」

夜遊びで悲劇が…

 他にも辛いものを食べるとお尻が痛くなってしまうので、和食レストランがあるホテル、または近くに和食屋があるホテルを選ぶようにしているとSさんは語る。そんな彼だが、以前夜遊びのときにある悲劇に襲われたとか。 「酒を飲みすぎるとすぐに痔が再発しますからね……。以前、タイのカラオケで飲んだときに女の子を連れ出してホテルに戻ったらバスルームで女の子が僕の身体を洗ってくれたんです。  普段はそんなこと絶対しないんですが、そのときは酔っていたのでつい。で、お尻も洗ってくれたんですが女の子の指が勢い余って僕のお尻の穴に入っちゃったんですね。その瞬間、激痛が走り、バスルームを転げまくりましたね。  しばらく転げ回っていたのですが、その後も痛すぎてとてもそんな雰囲気にもなれなくて……。結局、何もできずに女の子にチップだけ渡して帰ってもらいましたよ……。それ以来、飲みに行っても酒は控えるようになりました。  また、飲みすぎるとお腹を下しやすくなるので長酒もしません。どうしても飲まないといけないときは、飲む前に浣腸で全部出してからにしています。下痢の痛みよりも浣腸で先に水のように一気に出したほうが少しだけマシなんですよね……」
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旅行中にいぼ痔が!
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