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大阪キャバクラ・春の5大ニュースをド底辺キャバ嬢が選定

第2位 4月からの受動喫煙法成立で禁煙キャバクラ増加

 2020年4月より、受動喫煙法が全面執行され「喫煙エリアは未成年立入禁止」となる。実質、「飲食店全面禁煙化」となるわけだが、それに伴いキャバクラも未成年を雇う店は禁煙に。現在、未成年キャバ嬢の移籍ラッシュが行われている真っ只中で、完全禁煙の未成年キャバ嬢だらけの店が増える可能性も。  また、大阪ではコンセプトキャバクラの他に年齢によって業態を明記しているキャバクラも多い。たとえば、20代後半~30代のキャバ嬢が在籍する「姉キャバ」や、30代後半~50代の女性の「熟女キャバクラ」など。それぞれニーズは違うわけだが、今後、タバコを吸う人はこのような店でしか働けなくなる&行けなくなるかもしれない。若い子好きの喫煙者にとっては何とも難儀な話ではあるが、これも時代の流れだろう。

第1位 コンセプトキャバクラが大人気?

大阪・ミナミ

大阪・ミナミ

 ここ数年、大阪の街で続々とオープンラッシュを迎えている「コンセプトキャバクラ」。コンセプトキャバクラとはいわゆるコスプレキャバクラで、CAや学生服、はたまた浴衣など、様々なコンセプトの店がある。セット料金は一般的なキャバクラに比べると1時間4000円前後と安く、特に大阪ミナミでは観光客をターゲットにしており客入りも上々。また、昼間の時間に営業している昼キャバも多く、大学生や未成年でも働きやすい営業時間となっている。
人気のコンセプトキャバクラ

人気のコンセプトキャバクラ

 最近、大阪の秋葉原とも称される日本橋のメイドカフェの閉店が相次ぐ中、コンセプトキャバに移籍する女性も。大阪のキャバクラサイトの人気店ランキングでは、上位半数以上がコンキャバという事態になっており、東京とはまた違った夜の街が楽しめそうだ。  ――万博やIR誘致のインバウンド増加に向け、「危険な街」というイメージの払拭が進む大阪。東京とは一味も二味も違う大阪の夜のニュースを、今後も定期的にお届けしたい。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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